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集英社文庫
乱舞―花の小十郎京はぐれ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 570p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087477313
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

大御所・徳川秀忠の囲碁指南を務める秋田佐竹藩士・戸沢小十郎。稀代の大ボラ吹きのこの男、三代将軍家光に疎まれながらも知略と剣技で難題を切り抜け、藩存続の危機をも救う。息つく暇もなく国許に戻された小十郎は、藩主の側室を護衛し京へ赴くことに。実は「紫衣事件」に絡む、西の丸老職・土井利勝の密命を帯びていたのだ。喧嘩の相手は海千山千の沢庵和尚。小十郎の口八丁は通用するのか。

著者等紹介

花家圭太郎[ハナヤケイタロウ]
1946年5月、秋田県生れ。明治大学仏文科卒。フリーライターとして活躍後、ユニークなキャラクター戸沢小十郎を造り、98年「暴れ影法師」で時代小説作家としてデビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タツ フカガワ

3
前作から半年後のシリーズ3作目。冒頭、将軍家光の前での柳生十兵衛との御前試合。その後藩主佐竹候の側室との京への道行ではほら吹き全開で、元傾き者小十郎の面目躍如。そして後半、紫衣事件での小十郎と沢庵和尚との問答は、まるで剣技の応酬のような緊張感あふれるものでした。しかも沢庵の意外な思惑の驚きや、天子さまとの囲碁対局など盛りだくさんでとことん楽しみました。2017/05/25

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