内容説明
1191年の末、獅子心王リチャードの軍勢はついに聖都イェルサレムに迫った。おりあしくサラディンが病に倒れ、イスラム陣営は混迷を極める。ラスカリスとルイセを失い、失意のヴァレリーに、今や十字軍側の参謀となった『蒼狼』ことキヤトが牙をむく。果たしてこの都を守り抜くことが出来るのか?そして、和平のために、ある「政略」が進行する…。ヴァレリーたちの運命は?怒涛の第五弾。
著者等紹介
定金伸治[サダカネシンジ]
71年大阪府生まれ。京大大学院工学研究科修士課程修了。91年「ジハード」で第1回ジャンプ小説・NF大賞に入選しデビュー
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koning
2
一気に読んだので感想は6巻に2011/07/30
たろ☆
1
主要キャラが次々と精神に変調をきたす(あるいは思考回路が極端な方向に振り切れる)。そうなるきっかけがないわけではないが、それにしても急すぎるし極端な印象が拭えない。2016/09/25
みっちー
1
☆2 人は集う、聖都へ。信仰を守るため、戦を望むため、未来を見据えんがため、人を欲するが故。輝ける星々の中、アル・アーディル ヴァレリーはエルシードを守り、十字軍の猛攻を凌ぐことができるのだろうか。政略と戦略が入り混じる戦い、勝者は果たして?2012/08/11
あきら
1
再読。未だにラスカリスを引きずってるヴァレリー…。そんなだから、死ぬ間際でさえ、お小遣いの心配なんかされちゃうんだよ。そろそろ終局ですな。2010/04/13
千木良
0
なんか冗長に感じて…感想は6巻読了後に2013/05/22