内容説明
恋愛、結婚、出産。女の幸せを手に入れた…はずが、「このエッセイは男の裏切りを知らず恋に酔ってる馬鹿な女の戯れ言集なんざんす」(あとがきより)。男運の悪さもなんのその、オヤジ臭をふりまきながら愛のパワーで猪突猛進。これがあたしの人生じゃ!文句あっか!?三十路女の本音爆裂、パワフルな室井ワールドへようこそ。
目次
処女なのに…
ごめんね、ダーリン
高床式ユニット畳
怖いくらい幸せ
幸運な男だよ
“スケベ心”が悪いのね
あと八ヶ月
ジェイソン狩り
奥田瑛二似の幽霊
「おなら姫」〔ほか〕
著者等紹介
室井佑月[ムロイユズキ]
1970年2月27日青森県生まれ。モデルなどさまざまな職業を経て、97年「クレセント」を発表して作家デビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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lovekorea
2
こういう赤裸々系のエッセイもいろいろ読んでて、わりと好きな方ではあるのですけど、この本にはなんだかピンときませんでした。 産婦人科医師を「なんの役にもたってない。不要。」と言い切っていましたが、無事に分娩が終わってこういう減らず口が叩けるのも、「何かあったときのために」産婦人科医師がスタンバっているからであることは、人間として覚えていて欲しいものだと思いました。2022/12/25
活字@れつだん先生
1
驚愕のラストを刮目せよ! http://retsudansensei.hatenablog.com/entry/2018/06/21/0937312018/06/21
ウメ
1
高橋源一郎氏との結婚から始まり、妊娠、出産を追ったしょうもない恋愛モードのエッセイかと読み進めていたが、あとがきにて一転。彼の浮気が発覚、離婚にて終了。人の想いに永遠はないのだな、と痛感。2007/10/15
金澤遥
1
ラストで『えーーーーっ。』ってなった。ホントに普通に言いやがった。当たり前の様に。既に両人が知ってる事を再度、確認するかの如く。レストランで注文を繰り返すウェイトレスの様な口調で。カギ閉めたかな?とガチャガチャする様な動きで。2008/10/11
のちおちゃん
1
☆2006/01/14