内容説明
恥ずかしがり屋の少年が、15歳で京都撮影所へ。運動神経に恵まれた彼は、時代劇の華やかな立ち回りを盛り上げる斬られ役として、有名監督や銀幕のスターたちの目に留まるようになる―。以来43年、セリフはもちろん、台本がないのが当たり前の、斬られ斬られて2万回の大部屋生活。東映時代劇映画の盛衰とともに歩んだ男が語る、笑いあり涙ありの役者人生。
目次
序 「必死」のひと
第1章 城崎の少年
第2章 斬られ千人
第3章 仁義なき戦い
第4章 ふーん、できちゃった城物語
第5章 どこかで誰かが見ていてくれる
著者等紹介
福本清三[フクモトセイゾウ]
1943年兵庫県生まれ。中学卒業後、一五歳で東映・京都撮影所に入る。以来、大部屋俳優一筋に生きる
小田豊二[オダトヨジ]
1945年旧満州生まれ
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