集英社文庫
ジハード〈4〉神なき瞳に宿る焔

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  • サイズ 文庫判/ページ数 380p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087476460
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

アスカロンの戦いの後、聖都イェルサレムに迫ったリチャード獅子心王が突然、半年間の休戦を求めてきた。和戦を巡って、イスラム陣営が混乱するなか、王者サラディンの意を受け、和平交渉の使者としてヴァレリーは敵地へと赴くことになった。膠着状態に陥った局面を打開することができるのか。果てしない戦いに救いはあるのか。しかし、ついに思わぬ犠牲が…。佳境に突入する第四弾。

著者等紹介

定金伸治[サダカネシンジ]
71年大阪府生まれ。京大大学院工学研究科修士課程修了。91年「ジハード」で第1回ジャンプ小説・NF大賞に入選しデビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たろ☆

2
再読。主要登場人物2人が命を落とし、物語はかなり大きく展開する。イスラム対十字軍の戦いよりも、主要人物たちの心情を描くことに主眼が置かれた印象だ。それにしてもアイヴァンホー。あまりにキャラが変わりすぎな気がする。2016/09/20

みっちー

2
☆3 剣を持ち、血が流れる戦争。そこには悲劇が生まれてしまう。ヴァレリーの盟友ラスカリス。英雄の盾となるでもなく、王者に一矢むくいるでもなく、ただ死のみが彼に訪れた。重ねてその死は更なる悲劇へと繋がっていた…  大陸を統べる星をもつ英傑がまた一人、キヤトの存在は十字軍とイスラムの間に何を残すのか。そして聖母の如きシャラザードもまた、前例のない道へと足を踏み出す。 英雄、英傑、その影で生きる人々もまた己の信念と戦っている。平和のために血を流す、ジハードは続く。2012/08/10

Koning

1
一気に読んだので感想は6巻に2011/07/30

水の人

1
基本的には三国志なのだ。だから、レギュラーキャラでもあっさり死んでゆくのだろうし、圧倒的戦力差も容易には覆らない。けっこうボロボロの不利状態が続いているのに、明るさが保てているのは、まだヴァレリーとエルシードの微笑ましいやりとりがあるからだろう。これが最後まで壊れないように、と祈りながら五巻へ。2011/01/29

愁星

1
誰かを庇ってとか味方の裏切りに遭ってという演出もなく、あっさりレギュラーキャラ死亡で驚いた。せめて戦場で華々しく散らせてあげても…2010/12/28

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