内容説明
大阪には「神様」があふれている。勝っても負けても愛され続ける阪神タイガース、婦女子の憧れを一身に集めるタカラジェンヌ、商人の心を支える戎っさん、家庭の守護神としてのおかん、ボケとツッコミのDNAをばらまく吉本&松竹新喜劇…。そんな神々に魅了される大阪人のおかしな日常を、あふれる愛とするどい観察眼で描きだす“ナニワ解体新書”。
目次
阪神タイガース
関西といっても…
食
家庭の事情?
笑い死にたい
宝塚
一番大事な神さん
言葉
大阪弁裏技講座
喋る神様〔ほか〕
著者等紹介
わかぎゑふ[ワカギエフ]
1959年大阪生まれ。劇団「リリパット・アーミー2」と、「ラックシステム」を主宰。役者、演出家、エッセイストとして活躍
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hime6zd5
5
大阪人ですが、うん分かる分かるっていう話やら、時代が合わなくて分からない話やら、いやそれアンタの近所だけやろという話やら…。大阪以外にお住まいの方は、大阪の話として読むのではなく、森之宮界隈の極一部の大阪の姿であるという前提で読んで欲しいです。2011/01/09
読み人知らず
3
大阪の源のようなもの。関西は関東に比べてギラギラしてるなーと。良くも悪くも、悪くも良くも。2011/07/05
わ!
2
申し訳ない話であるが、著者のわかぎさんのことを、この本を読むまでまったく知らなかった。玉造に住んでいる方らしく、とても関西人らしいエッセイとなっている。そしてご本人はどう思われているか分からないが、とても女性らしい(それもとても男前の女性らしい)エッセイになっていると感じた。「宝塚歌劇団」に関する作品が興味を引いた。私は「宝塚歌劇」を演劇として捉えているが、舞台女優のわかぎさんからすると、少なくとも「同業」とは感じていなさそうに思えた。(私の中では「歌舞伎」までは演劇。「能」や「雅楽」は別格なのですが…)2022/12/20
Pochi
1
大阪ってこんな人たちがすんでるんだ?2014/07/01
ぜんこう
1
先に読んだ「正しい大阪人の作り方」とダブるところも多いけど、大阪人を「神々」(←神さんですね)という言葉で綴ったエッセイ。あくまで著者のわかぎゑふさんの周りのことが中心ですが、まぁ平均にこういう大阪人が多いのは確かですわ(^^)ちなみに僕は大阪を築いたけど晩年のことがあって太閤さんはどっちかというと嫌いです・・・ゴメン2013/08/06