集英社文庫
荒舞―花の小十郎始末

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  • サイズ 文庫判/ページ数 395p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087475975
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

三代将軍家光の時代―外様大名の改易で江戸府中は浪人が溢れ、未だ不穏な情勢にあった。佐竹藩士・戸沢小十郎は、秋田から出府した途端、辻斬りの現場に出くわした。覆面の賊は四人、伴の大兵は小十郎も初めて出会った程の凄腕。が、元・傾き者の小十郎、喧嘩剣法で打ち負かしはしたが―。証拠の品にと斬りとった袖口の紋は、なんと三つ葵、将軍家と柳生一族を敵に回してしまった。

著者等紹介

花家圭太郎[ハナヤケイタロウ]
1946年5月、秋田県生まれ。明治大学仏文科卒。フリーライターとして活躍後、ユニークなキャラクター戸沢小十郎を造り、98年「暴れ影法師」で時代小説作家としてデビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タツ フカガワ

4
前作から3年後の花の小十郎シリーズ第2弾。冒頭から三代将軍家光本人に向かってバカ殿呼ばわり、柳生十兵衛とも刃を交えて痛快この上ない。久しぶりの江戸は浪人が溢れ、辻斬り、斬り取り強盗が頻々と起きていた。やがてその事件に関わっていく小十郎は、意外な真相にたどり着く。このほか二天一流のあの剣豪との壮絶な立ち合いもあって、再読でも(けっこう忘れていました)飽きさせない展開です。2017/05/20

Reiko 🍀

1
図書館本。花の小十郎正に人間祝祭空間。いとおしく思う。2017/05/12

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