集英社文庫<br> 王妃の離婚

個数:
電子版価格
¥660
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

集英社文庫
王妃の離婚

  • 佐藤 賢一【著】
  • 価格 ¥1,045(本体¥950)
  • 集英社(2002/05発売)
  • 読書週間 ポイント2倍キャンペーン 対象商品(~11/9)
  • ポイント 18pt
  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年10月31日 21時52分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087474435
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

1498年フランス。時の王ルイ12世が王妃ジャンヌに対して起こした離婚訴訟は、王の思惑通りに進むかと思われた。が、零落した中年弁護士フランソワは裁判のあまりの不正に憤り、ついに窮地の王妃の弁護に立ち上がる。かつてパリ大学法学部にその人ありと謳われた青春を取り戻すために。正義と誇りと、そして愛のために。手に汗握る中世版法廷サスペンス。第121回直木賞受賞の傑作西洋歴史小説。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

424
15世紀末のフランスを舞台に繰り広げられる法廷劇。ルイ12世と王妃ジャンヌの離婚騒動を描くのだが、基本的な線はともかく、弁護士フランソワなどはフィクションではないかと思われる。通常はこの類の歴史小説の巻末に付される参考文献一覧がないことからも、創作の自由度は高いのではないだろうか。プロットもそれぞれの人物造型も単純ながら、物語の運びは巧みであり、推進力も大きい。なお、この作家の(あるいは本作に限ってであるかもしれないが)女性蔑視とまでは言わないが、男性優位のマチスモの姿勢は若干気にならないでもない。2023/02/16

kaizen@名古屋de朝活読書会

182
【直木賞】フランスの歴史に疎いので、出だしは誰と誰が、何を問題にしているか、よくわからなかった。弁護士になった主人公が、元彼女が王妃の従者だったことを縁に王妃側につく。俄然、裁判物として面白い展開に。裁判のかけひき、最後に勝敗ではなく身を取るあたりが現代風なのか。2013/12/11

遥かなる想い

139
西洋史は苦手だが、本書は 面白く読める。ルイ12世が王妃ジャンヌに対して起こした離婚訴訟というのがあったことすら知らないが、法廷ミステリーのような迫力で読者は引きずりこまれる。ラストもよい。ただ、やや露骨な表現が少し気になる。 2010/06/02

ehirano1

138
「知性vs.権力」。過去の栄光と挫折を乗り越え、再び知性の力で立ち上がる主人公フランソワの物語。王妃としても女性としても否定され続けてきたジャンヌ王妃の(抱いてほしいとの)申し出をフランソワが〇〇したシーンは、フランソワの王妃に対する最大限の尊重と愛情であり、知性と正義のために生きる覚悟を示した表れだったのではないかと思いました。2025/10/12

naoっぴ

98
面白かった!愛する女性と別れて失意と悔恨の中にあった男フランソワは、ある心境の変化からフランス王ルイ12世と王妃ジャンヌの離婚裁判の王妃側の弁護士となり闘うことになる。主人公の鬱々とした第1章を越えて、第2章に入るやいなや物語は急加速し心踊るリーガルサスペンスの流れに。当時の風俗や歴史も大変興味深いが、夫婦としてセックスしたのかどうか証明しろ云々(R18?)というくだらなくもユーモアある裁判進行は実に痛快。罵声と野次の大衆、どこまでも人間臭い登場人物たち。生命力溢れる中世の裁判劇を堪能した。2017/01/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/553817
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品