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集英社文庫
野菜スープに愛をこめて

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  • サイズ 文庫判/ページ数 234p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087473223
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

テストが苦手、跳び箱が苦手、初対面の人も、当然、男の子だって苦手―おっとりA型の大谷リンが女子校に入学した日に出会ったO型のユミ、B型のタアコ、AB型のアケミ。そして大学生の太一さん。血液型も性格もまったく違うはじめてのともだち、憧れの年上の男の人。リンを中心に個性それぞれの4人の少女たちの他愛なくお騒がせな日々と、甘酸っぱい初恋を描く、血液型ラブコメディ。

著者等紹介

山本文緒[ヤマモトフミオ]
1962年、神奈川県生まれ。神奈川大学卒。87年コバルト・ノベル大賞佳作の「プレミアム・プールの日々」でデビュー。99年「恋愛中毒」で吉川英治文学新人賞を受賞。2001年「プラナリア」で直木賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hirune

49
私こういうの昔山ほど読んだことある気がする、少女漫画で。まぁ好きで読んでたんだから良いのだけど、正直彼があのうじうじっ子のどこが好きなのかよくわからない^^;自信なさげなリンの目線で語られるから尚更そうなのかも。しかし、B型のタアコ、走行中の車の中でヒステリーを起こし大暴れ、運転の邪魔をして事故を引き起こすなんて、ラブコメじゃなければ8人中死者2名重傷者3名くらい出てたとこだよ!恐ろしいなぁ☆2016/06/14

よこしま

31
人間、歳を重ねると変わるものだ。自戒を込めて。◆山本文緒さん、最新作の「なぎさ」から初期作の88年に描いた著書へタイムスリップしてきました。ラブコメ恋愛一直線。四半世紀でここまで作風が変わるとは驚きです。この時、私も学生服だったので、「野菜スープ」の面々と同じように社会に入る前の無邪気な時代だったんだなと(笑)描いてる彼女自身も読み直して恥ずかしかったとか^^;◆山本さん2作とも舞台が三浦半島でした。横浜の高校出身なのに。愛着があるのか、幼い頃に住んでいたのかな?もう少し読んでみよう!2015/04/15

えみりん☆

26
少女恋愛小説はちょっと苦手だけど、久しぶりに読んだ山本文緒。初恋の甘酸っぱい経験をもっといっぱいしておけば良かったと、今更遅いんだけど。あっという間に駆け抜けた人生。なんだか子育てと仕事に情熱を注ぎ込んでしまった?今は今出来る恋愛をすれば良いのだと思いながら、15歳と20歳の若者たちの行動を微笑ましく思いました。2014/12/16

よしのひ

22
山本文緒さんのド直球なラブコメ作品。高校1年生のリンとその友達との会話ややり取りが実に爽快で面白い。蝶に襲われパニックになり追い払おうとキャベツを投げたら、自転車に乗っていた人にぶつかる……しかも、のちのリンにとっての王子様という…。高校生のストレートな恋愛小説で、リンやユミ、タアコ、アケミのように泣いたり笑ったり悩んだりと、私にもあったなと読みながら人生を振り返る。出てくる小道具が80年代とあって懐かしく思う人もいれば、かえって新鮮に思う読者もいるだろう。真っ直ぐなラブコメ&時代を楽しめる作品であった。2022/01/05

たぬ

18
☆3.5 うわーラブコメ! 四半世紀前のちゃおかりぼんあたりでコミカライズされてそう! 元々はコバルト文庫から1988年に出たものだからちょいちょい時代を感じます。自分が高1の頃を思い返してみても友達に抱きつくなんてないしグループデートでネズミーもないしましてや彼氏宅にごはん作りにいくなんて…あれ? もしやこの子ら一軍女子なのか? しかしタアコは精神面がだいぶヤバい。私なら友達付き合いやめたくなるレベル。2024/05/29

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