内容説明
江ノ島・岩屋洞窟の霊場で女が胸を刺されて死んだ。参詣に来ていた南龍と北町奉行所同心・勘蔵は、地元衆に頼まれ探索に乗り出す。南龍の見るところ、下手人と疑われた三人の男は潔白らしいのだが、一様に凶相・死相が現われている。三人ともが、何故?一方、死体からは丑の刻参りで有名な神社の札が…。表題作「呪い札」含む三篇収録の書き下ろし連作第六集。
江ノ島・岩屋洞窟の霊場で女が胸を刺されて死んだ。参詣に来ていた南龍と北町奉行所同心・勘蔵は、地元衆に頼まれ探索に乗り出す。南龍の見るところ、下手人と疑われた三人の男は潔白らしいのだが、一様に凶相・死相が現われている。三人ともが、何故?一方、死体からは丑の刻参りで有名な神社の札が…。表題作「呪い札」含む三篇収録の書き下ろし連作第六集。