内容説明
異性を恋する思いは、年齢や時代を超えて、みずみずしく心に響く。「きみまち恋文全国コンテスト」(第1回)に入賞した101編を収録。結婚生活もつかの間に、戦死した夫への思いを綴った大賞受賞作品(「天国のあなたへ」柳原タケさん・80歳)、母の遺品から出てきた父からの恋文、単身赴任の夫へ宛てた手紙、同級生に書いた初めてのラブ・レター、書いて出さなかった恋文…。優しい心を届けます。
目次
きみまち恋文大賞・天国のあなたへ(柳原タケ)
きみまち恋文優秀賞(若き日の父から母へ(福島隆)
単身赴任の夫へ(青鹿芳江)
『万葉集』の君へ(大橋彦左衛門)
あんたへの手紙(和田宏美)
伍長になったKさんへ(田口静江)
知りあって五年のあなたへ(奥嶋敬子)
22年目のあなたへ(林孝)
七蔵さんへ(小林奈美恵)
出張先の夫へ(柳橋好子)
相変わらず身勝手な人へ(興津陽子))
佳作・90編
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
10$の恋
41
昨年秋、本屋さんをぶらついていて当本を発見👁️✨瞬間、タイトルから「あ!この本を2022年度のスタート本にしよ🎵」とヒラメキ💡自分的には大正解✌️😄 とかく殺伐とした現代にシブシブ慣れては行っているつもりやけど、やっぱり心のエネルギーは『恋・愛』♡人間の本能っていうやつですわ😄相手を想う気持ちパワー、伝えたい言葉、全部集めたら地球の自転を支えるぐらいの動力になるんとちゃいまっか💪各話の真心が胸を熱くする💘「どうか相手に届いて!」これほど人間らしいことおまへんで😉今年もどうぞよろしくね🎍2022/01/03
カリン
0
80歳の女性が戦死した夫へ宛てた手紙は本当に胸を打ちます。切なくて悲しくて、狂おしいまでに深い愛情を感じて、涙、です。2011/09/05
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