内容説明
30歳の若き弁護士・梶原藤子は、弁護士会から派遣される「当番弁護士」として事件に係わることが多い。だが、被疑者たちは、なぜか誰もが担当の彼女に真実を言おうとしない。そんな“不遜な”被疑者たち、そして、一筋縄では行かない事件。苦闘する藤子の力強い味方とは―?下町生まれの熱血女性弁護士の仕事と恋を描く、人情味あふれる異色の連作ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うぇい
6
20年以上前の作品だし、40ページ位×7篇の連作短編なので凄い面白いという程ではないけど、結構面白かったです。2023/10/05
やどかり
2
小杉さんの作品に出てくる女性って、感情的で自意識過剰な人が多い気がする。。小杉さんが持つ女性のイメージなんだろうか。被疑者の態度や言葉にすぐに気分を害して、少し上から目線な接し方の女性弁護士はいただけなかったなー。小杉さんの本、当たり外れが激しい…。2013/09/18
ねずみひろし
1
若い女性弁護士が隠された真実を暴いていく姿が現実性があってよかった。弁護士といっても若い女性である心理をよく描いている。2014/04/20
miyamo
0
〇2012/05/03