内容説明
若き時代、誤診で医師免許を返上しようとした。主任教授に山寺に誘われ、医学の意味を諭された。末期癌患者が最後に紅葉を見たいという願いをかなえ、左遷された。意気も心もあるドクターが考えてきた医者と患者のあり方とは。死に行く者の心の叫びを聴き続けてきた体験からつづる珠玉のエッセイ集。
目次
第1部 医者も人間の子(青葉茂れる;花の下にて我死なん…;宿敵の死;最後の別れ ほか)
第2部 傍目八目の医療論(看護士増加待望論;脳死と人間の死;ある臨終考;脳死以前に ほか)
若き時代、誤診で医師免許を返上しようとした。主任教授に山寺に誘われ、医学の意味を諭された。末期癌患者が最後に紅葉を見たいという願いをかなえ、左遷された。意気も心もあるドクターが考えてきた医者と患者のあり方とは。死に行く者の心の叫びを聴き続けてきた体験からつづる珠玉のエッセイ集。
第1部 医者も人間の子(青葉茂れる;花の下にて我死なん…;宿敵の死;最後の別れ ほか)
第2部 傍目八目の医療論(看護士増加待望論;脳死と人間の死;ある臨終考;脳死以前に ほか)