集英社文庫<br> 本日7時居酒屋集合!―ナマコのからえばり

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集英社文庫
本日7時居酒屋集合!―ナマコのからえばり

  • 椎名 誠【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 237p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087468953
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

上目づかいの遠吠えエッセイ第2弾
仕事が終わったら、仲間と一緒に冷えた生ビール! 心からくつろいで、熱く語り合う。あとはその日の風向きしだい。妄想、タワゴト、何でもあり。大好評のナマコ・エッセイ第2弾。(解説/宮田珠己)

内容説明

人生のヨロコビはいつもの場所で仲間と呑む冷たい生ビールなのだあ!心の底から叫ぶ量産型原稿職人シーナマコト。カツオの一本釣りにムネときめかせ、タマネギの効用を熱く語り、多機能機械にスルドイ突っ込みを入れ、本場トルコ風呂で大悶絶。至福の時が手に入るならシメキリ地獄もなんのその。ナマコ一匹やるときはやるのだ。いちゃもんと妄想がおりなす脱力系ナマコ・エッセイ第2弾。

目次

1 葉っぱお面の少年(血出痔大相撲ブツブツ記;チューリッヒの笑顔 ほか)
2 カツオの一本釣り(下駄の夏、ソーメンの夏;信号はよく見て ほか)
3 ヘンテコ動物記(那覇までの時間;しあわせの種差海岸 ほか)
4 口から火を吐くレジ娘(菊の花かおる良き日に;秋のジグザグ文句旅 ほか)
5 腕ひしぎ逆十字風呂(二日酔いの朝めしくらべ(国際篇)
モウ、ギュウギュウの目に ほか)

著者等紹介

椎名誠[シイナマコト]
1944年6月東京都生まれ。東京写真大学中退。「本の雑誌」編集長。世界の辺境地区への旅をライフワークにしている。1979年、エッセイ『さらば国分寺書店のオババ』でデビュー。88年『犬の系譜』で第10回吉川英治文学新人賞、90年『アド・バード』で第11回日本SF大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kinkin

94
週刊誌に連載されているエッセイ集の文庫化。著者のエッセイはどちらかというと気を抜いて読むことができる。先日家内の手術の待ち時間のときに読むには厚さといい内容といいピッタリだった。初めは吉村昭の本や、時代小説も持っていく候補だったがやっぱりこちらを選んで正解だった。待合室は私一人、おまけに正面玄関も閉められて夜間出口を探したり大雨で足がびしょびしょになったりと私にも災難日だった。内容は忘れたけれどこういう本はどこかで書かれていた面白いことを思い出したりすると儲けもの。2022/09/01

佐々陽太朗(K.Tsubota)

67
7時というのは椎名氏がアジトとしている新宿の居酒屋で最初の生ビールをグビグビと飲み「プハーッ」と言う時間なのだ。椎名氏は月20本以上の締め切りを抱えているのだ。まさに締め切り地獄なのだ。そのような毎日の中で、締切太郎、締切次郎、締切三郎と目の前の締め切りをやっつけ、居酒屋で「プハーッ」とやることを最大のヨロコビとする人生なのだ。誠にすばらしいのだ。飜って私は今日も大した仕事もせず、通勤バスの中で椎名氏のエッセイを読み、家に着くなり冷蔵庫の缶ビールのプルトップをプシューッと開ける人生なのだ。スマヌ、スマヌ。2013/04/09

saga

54
著者の身辺に起こった由無し事を綴るナマコエッセイ2冊目。行動と交際範囲が広い著者なればこそ、月20本の締切を抱えてもネタが枯渇しない……のだろうが、宮田珠己氏の解説を読むと、作家の苦悩と才能が透けて見えるようで面白い。「それで何がどうなのか」で見知らぬ人から送り付けられる原稿に苦労する話は、筒井康隆氏のエッセイを彷彿させ、どの作家も苦労しているのだなぁと思った。2024/05/29

akira

29
ナマコシリーズ第2弾。図書館本。 相変わらずライトに読めるエッセイ。基本的には「小笠原へ行って釣りをした」とか「沖縄に行って飲んだ」とかそんな内容が大半なのになぜかとても楽しい。だが気を抜いていると、世界の水問題とかSFの名作話などディープな話題も紛れ込でくる。 なんだか最近ろくに飲みにも行けてないせいか、椎名さん読みながら羨望のまなざしを向けている。 「新宿の居酒屋がアジトになっていて、そこに行って最初の生ビールを呑んで、『プハーッ』とやるのがいまのところの人生の最大のヨロコビだ。だいたい午後七時だ」2020/08/29

ロボット刑事K

21
椎名氏は出版までのタイムラグがあるから敢えて時事ネタは扱わないようにしているとおっしゃっています。この本でも扱われているのは北京オリンピックと毒入り餃子くらい。どちらも当時の私にそこそこ絡みのあったイベント(?)だったので懐かしいです。なんと椎名氏は2008年当時、月に24本の締め切りを抱えていたとか。ほぼ毎日締め切りじゃないですか。でもって日本中を更には世界中を旅してらっしゃる。なんてバイタリティ、なんてエネルギッシュ!ホントに脱帽です。☆4つ。でもそんな椎名氏でもネタに苦しむことがあるんですね。2022/12/06

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