出版社内容情報
編纂1300年を迎える古事記を読み解く
日本最古の歴史書とされる古事記。そこで描かれる神話や伝説には、日本で起こった様々な出来事が隠されていた。編纂1300年、2013年の式年遷宮を前に、著者が新たな古事記の楽しみ方を語る。
内容説明
日本最古の歴史書と言われる古事記。そこには1300年にわたって日本人に受け継がれてきた叡智の結晶が詰まっていた!天照大御神や須佐之男命といった、誰もが一度は耳にしたことのある神話や伝説はどのようにして生まれたのか。本居宣長や柳田國男らによるこれまでの研究を取り上げながら、古事記の成り立ちと魅力を、物語形式でやさしく解説する究極の一冊。これで古事記の全てが分かる。
目次
第1章 『古事記』は歌劇の台本
第2章 高天原と大八島国と黄泉国
第3章 出雲の国の物語
第4章 高天原と葦原中国の戦い
第5章 天孫天津日子の降臨
インターミッション
第6章 高千穂より大和へ
第7章 日本語を創った天武天皇
著者等紹介
長部日出雄[オサベヒデオ]
1934年青森県生まれ。編集者、ライターを経て作家に。73年『津軽じょんから節』『津軽世去れ節』で直木賞、87年『見知らぬ戦場』で新田次郎文学賞、2003年『桜桃とキリスト もう一つの太宰治伝』で大佛次郎賞を受賞するほか、受賞歴多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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