内容説明
細菌は病気のもとなくなればいい!でも、ちょっと待った…人間とともに生活している細菌たちの知られざる素顔。体の中は細菌だらけ。
目次
だから細菌はきらわれる
あなたの近くにいる細菌
どんどん増える細菌たち
目に見えない細菌を観察するには
どんな大きさや形をしているの?
細菌を研究した人たち
細菌をどうやって取り出すの?
地球環境を変えた細菌
炊きたてのお米にもいる細菌
身体は細菌だらけ
腸の中には菌の花が咲いている?
ウンチやオシッコでわかるあなたの健康
土の中にひそむ細菌
海の中にいる細菌たち
食べ物をおいしくする細菌
チーズとお酢とナタ・デ・ココ
文明で広がる細菌
もしも細菌がいなくなったら
著者等紹介
熊田薫[クマダカオル]
1955年、栃木県生まれ。名古屋大学理学部卒。医学博士(筑波大学)、法務博士(専門職・桐蔭横浜大学)。現在、つくば国際大学医療保健学部教授。日本細菌学会・日本微生物生態学会・日本公衆衛生学会・日本食品微生物学会所属。研究分野は微生物学、細菌学、公衆衛生学、食品学
粕谷亮美[カスヤリョウミ]
1959年、東京都生まれ。ライター。サンタポスト(宅配書店)主宰。ミニコミ「YA!!」編集人。都政新聞「NEWS TOKYO」記者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
FOTD
18
細菌の研究の歴史についても書かれており、興味深く読んだ。この著者の本で『あなたの知らないカビのはなし』というのがある。それとこの本の内容が重複してるところがある。パン、チーズ、などが登場する「チーズとお酢とナタデココ」「もし細菌がいなくなったら」の箇所だ。子供達に「パンを作るのはカビなの?細菌なの?」って質問されたらどうしましょ。真核生物と原核生物の違いとか説明しても訳わからないだろうし。「カビでもいろいろあるんだよ」みたいな話をしたら良いのかなぁ。子供達には発酵食品の話を丁寧に説明してみようと思った。 2024/07/28
喪中の雨巫女。
8
JIN(仁)で、カビから細菌を取出して、薬を作ってたのが、わかりやすく解説してあった。2010/10/16
鈴
0
面白かった。でも細菌のフォルムってどうしても苦手だ。必要なのはわかってるけど、拡大写真見続けたら潔癖症になりそう。2013/06/12
punyupunyu
0
いろんな菌がいろんなところにいて、中には役に立ち、中には病気を引き起こす。2011/04/16
サラサラココ
0
小1読み聞かせ。語り調の文体でした。2020/01/16