集英社文庫<br> 楊令伝〈11〉傾暉の章

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集英社文庫
楊令伝〈11〉傾暉の章

  • 北方 謙三【著】
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  • 集英社(2012/04発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 392p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087468151
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

争いの火種くすぶる中、見え始めた新しい国の姿
梁山泊、金国、岳飛や張俊、そして青蓮寺が操る南宋。各勢力が並立し、危うさを孕んだ状態が続く。新しい国としての梁山泊を支える交易の道を開くため、韓成は西夏で尽力する。(解説/吉田伸子)

内容説明

梁山泊は、国としてのかたちを整えていく。西域への交易路開拓のため、韓成は西夏に遣わされる。楊令自ら護衛する最初の商隊が、西域へと出発した。兀朮らが率いる金軍は、南宋の帝となった趙構を討つために旧宋領への侵攻を続ける。劉光世は趙構を守って江南を転戦するが、一方で、岳飛と張俊は趙構の召集に応じることなく、それぞれが独立勢力として中原に立っていた。楊令伝、乱世の第十一巻。第65回毎日出版文化賞特別賞受賞。

著者等紹介

北方謙三[キタカタケンゾウ]
1947年唐津生まれ。中央大学法学部卒。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞を、85年『渇きの街』で第38回日本推理作家協会賞長編部門を、91年『破軍の星』で第4回柴田錬三郎賞を受賞。また、2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞を、06年『水滸伝』(全19巻)で第9回司馬遼太郎賞を、07年『独り群せず』で第1回舟橋聖一文学賞を受賞。10年に第13回日本ミステリー文学大賞を、11年『楊令伝』で第65回毎日出版文化賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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W-G

272
日本刀と秦容のインパクトがとにかく強かった。特に秦容。史進の鉄棒をあっさりかわすわ、百里風の子を受け継ぐわ、戦場で岳飛を下がらせるわ、この後の続編って秦容伝だっけ?と思わせる無双っぷり。それらの衝撃も強かったが、水滸伝でかなり好きだった解珍が、秘伝のタレのレシピと、引き換えに孫二娘にまたがってきたという、残念クズエピソードがさらりと披露されて、かなり切ない気持ちになった。岳飛は迷走中。政治にはまったく向いていない。しかし、崔如が岳飛にいい放つ「じゃ、あなたのそばがいい」は今巻きっての名場面。2022/01/29

しんごろ

189
梁山泊、金国、南宋、それぞれが国としての形を整える。さらに張家軍、岳家軍の軍閥も維持するために動き出す。梁山泊は交易により、梁山泊を国を豊かにするという理想を求めてる。おお、今回は闘いもなく経済的要素だと思った矢先の、激しく怒濤の死闘があるとは思いもよらなかった。いい意味で裏切られました。秦容の未知な魅力に惹かれつつ、気づいたら読み終えてしまいました。乱世!どの国が、はたまた軍閥が生き残るのか。相変わらず、目が離せない展開です。2018/11/24

Kircheis

65
★★★★☆ 楊令の国造りが開始。 おもしろいことはおもしろいが、今までのテンションとはだいぶ違ってきている。 正直童貫亡き後では楊令たち以外のメンバーに魅力が足りない。岳飛もいまいち。希望は蕭珪材くらいかな。2018/04/11

アルピニア

61
西への交易の道が通じ、楊令の描く国がしだいに現実味を帯びてきた。楊令と耶立大石の対話がまるでこれまでの感想戦のようで感慨深かった。あまり語られなかった楊令の見つけた「光」も感じられて印象に残る場面だった。宋が滅び、皆が国というものについて考えている。特に李俊の独白「国を支えるのは(税の多寡ではなく)なにか別のものだ」が響く。岳飛にとっては苦難の巻。頭領として苦渋の決断を迫られ、蕭珪材に格の違いを見せつけられ、梁山泊軍にも叩きのめされる。ここからどう這い上がるのか。そして超人(笑)秦容がついに梁山泊に入る。2020/12/22

大阪魂

60
久々の楊令伝11弾!前半は梁山泊と西域との通商ルート開拓メイン、後半は李富の南宋、阿骨打の息子たちの金、岳飛、張俊、梁山泊のこう着状態の中で岳飛が梁山泊に戦を挑み、楊令、史進、そしてその2人も叶わない強さの秦容に蹴散らされるのがメイン!やっぱ梁山泊のキャラが活躍するんはワクワクさせてもらえるねー!にしてもやっぱ登場人物多すぎるんと切り替えが細かすぎるからどの陣営の話なんかなかなかわからへんことあった!とくに洞庭山とかなんのことやら…あと天才馬飼の皇甫端が殺されたのが寂しい…また1人草創期のメンバーが…2024/03/19

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