出版社内容情報
パリで暴動が勃発。革命の幕が上がる!
食糧不足に苦しむパリ。頼みの平民大臣ネッケルの罷免で、民衆の怒りは頂点に。弁護士・デムーランの演説から、暴動が勃発する。革命の火蓋が切って落とされた! 歴史巨編、第2巻。(解説/鹿島 茂)
内容説明
フランス全土が飢饉にあえぐ中、政治改革の意欲に燃えて全国三部会に乗り込んだミラボーとロベスピエール。しかし、僧侶と貴族の特権意識のせいで、議会は全く進まない。反発して国民議会を立ち上げた平民代表部会は、王の軍隊に威圧され、大衆に人気の平民大臣ネッケルも罷免された。たび重なる理不尽にパリの民衆が激怒、弁護士デムーランの演説に立ち上がる!歴史巨編、動乱の第二巻。
著者等紹介
佐藤賢一[サトウケンイチ]
1968年山形県鶴岡市生まれ。93年『ジャガーになった男』で第6回小説すばる新人賞を、99年『王妃の離婚』で第121回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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