内容説明
ルームシューズや手さげ袋への愛着、身近な不用品の形をいかしてクマの人形作り、草笛など懐かしい遊び…日常の中で著者が大切にしている生活雑貨や和の楽しみについて、イラストと素直な言葉で綴る。相手の好みがわからず悩むことの多い、お祝いの品や手土産など、贈り物アイデアも満載。家事も仕事も、犬の散歩にも、日々のすべてにひと工夫と愛を惜しまない暮らしぶりが伝わるエッセイ。
目次
1 暮らしの雑貨・いいもの見つけた(手さげ袋が大好き;漆器はいいものを少しずつ揃えていくのでいいと思う ほか)
2 暮らしを楽しくする仕事(藤原千鶴さんが作るルームシューズ;松浦弥太郎さんの「カウブックス」は古本屋さん ほか)
3 和の心・和の暮らし(お金を包む袋・お祝いの巻;手ぼうきでちょちょいと掃除する ほか)
4 四季折々のプレゼント(お礼の贈り物は頑張り過ぎてはいけない;新入学おめでとうの喜ばれる贈り物 ほか)
5 楽しきかなエコロジー生活(ルームシューズは継ぎをして使うのも楽しい;スーパーマーケットの生活用品売り場で考えて買うもの ほか)
著者等紹介
大橋歩[オオハシアユミ]
1940年三重県生まれ。多摩美術大学油絵科卒業。『平凡パンチ』の表紙を7年余り担当後、フリーのイラストレーターとして活躍。衣食住全般の著作多数。2002~09年まで季刊誌『Arne(アルネ)』を自ら出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リッツ
25
懐かしい!うんと若い頃、作者の「絵本トマトジュース」他エッセイよく読みました。やっぱりイラストかわいいな♪雑誌掲載をまとめた一冊。暮らしを豊かにするヒント満載。でもちょっと耳が痛い、モノ減らし下手な私。ホントに好きなものを大切に手入れしながら…理想は遥か遠く…少しずつ少しずつね(笑)2014/02/20
やどかり
24
イラストがかわいくて、楽しく眺められた。松尾弥太郎さんの本屋さん、開店前のお掃除の話に惹かれた。読みかけの弥太郎さんの本を読むのが楽しみになった。2015/09/25
あいくん
11
☆☆☆窪美澄さんの「トリニティ」を読んで、「平凡パンチ」のイラストを描いていた大橋歩さんのことを知りました。大橋歩さんは1940年三重県生まれ、多摩美術大学油絵科卒業です。「平凡パンチ」の表紙を7年間担当した後はフリーのイラストレーターとして活躍しました。「LEE」のコラムも14年続けたそうです。いまもう80歳です。この本は2005年に書かれています。大橋歩さんが65歳の頃です。この本は大橋歩さんのイラストと文章が同じくらいのページ数です。イラストがとてもいいです。 2020/01/17
tkkr
11
試験勉強の息抜きに・・・。大橋さんのあたたかみのあるイラストが好きです。ちょっとくせのある、でも読みやすい字が好きです。さくっと読むのにちょうどいい分量。2017/02/12
橘
7
本棚から取り出してなんとなく再読。まだまだ日々に無駄はたくさんですが、いろいろなものを取り込み、取捨選択をしていきたいです。シンプルを目指します。2013/10/10