内容説明
外でおいしいものを食べるのも楽しいけれど、家族の顔を見ながら家で食べるのはもっと楽しい。帰宅してすぐできるレシピを料理本で探したり、評判のパンを取り寄せたり、ロールケーキを食べ比べたり…日常の中に小さなしあわせを見つける名手が、食にまつわるお気に入りを、イラストとエッセイで綴る。仕事場と同じくらい大事にしているキッチンや、北欧2か国を訪れた際の写真もたっぷり収録。
目次
1 お客さんを招いて
2 おいしい話、毎日のレシピ
3 4つのキッチン物語
4 私の好きなモノ
5 気になるあそこのおいしい
おまけ 北欧でみつけた、暮らしの楽しみ
著者等紹介
大橋歩[オオハシアユミ]
1940年三重県生まれ。多摩美術大学油絵科卒業。『平凡パンチ』の表紙を7年余り担当後、フリーのイラストレーターとして活躍。衣食住全般の著作多数。2002~09年まで季刊誌『Arne(アルネ)』を自ら出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おくちゃん🌷柳緑花紅
63
大橋歩さん、良いですね。好き。イラストも好き。こういう本は手元に置きたい。次は「おいしい、おいしい」を読もう。大橋さんの本をたくさん読んでまとめて注文しよう。黄桃のカッテージチーズ詰めのデザートは今夜のお風呂上りに作ります。楽しみ~。2014/06/08
みっこ
44
軽いエッセイと料理レシピ、キッチンの紹介や料理道具、器、お取り寄せまで『おいしいものにまつわるあれこれ』が詰まっています。素朴な絵に味があって、眺めているだけで楽しい。歴代のキッチンがどこも素敵で、羨ましいです。次に引っ越す機会があれば、キッチン重視で選びたいな…。『現代人なら農薬や化学肥料や添加物が体にどんなふうに影響するか、知っていないといけないと思う』に納得。残念ながら無添加•無農薬に限定するほど時間と経済力がないのですが、食は毎日の積み重ね。心に留めておくだけで少しは変わってくる気がします。2015/04/04
アズル
21
お客様をもてなしたり、家族のことを考えた日常の食事だったり、大橋さんの考え方がとても羨ましいです。オシャレについてのことも、台所関係のことも、すべてが「素敵!」と思えるのは大橋さんだけです。2015/01/14
Iku
14
著者の食にまつわるあれこれがイラスト共につづられていました。料理は料理本から学んだり、地方のグルメをデパートに買いに行ったり、お菓子の箱を入れ物に使ったりと、日常が垣間見れて親しみを覚えました。2016/07/18
miwapicco
10
二度目か三度目か。イラストと文字がささやかで丁寧でシンプルで、友だちがクラブの課題で描いてたレシピを思い出しましたー(*´`) 暮らしも丁寧なんだろうという、遠い憧れ。2017/02/01
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- 和書
- 梁塵秘抄 ちくま学芸文庫