集英社文庫<br> 砲艦銀鼠号

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集英社文庫
砲艦銀鼠号

  • 椎名 誠【著】
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  • 集英社(2009/05発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 245p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087464337
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

ある大きな戦争で崩壊した近未来世界。金も居場所もなくなった元戦闘員の三人組が、偶然、手に入れたオンボロ戦艦「銀鼠号」で海賊稼業を始めることになった。用心深く情に篤い灰汁、冷静沈着で陽気な可児、短気であくどい鼻裂。勢い込む三人だったが、戦艦は超低スピード、肝心の機関砲が使えない…。プロペラ巨人、泥豚、雲人間など未知なる生物が次々現れるシーナのドキドキ海洋大冒険SF。

著者等紹介

椎名誠[シイナマコト]
1944年6月東京都生まれ。東京写真大学中退。「本の雑誌」編集長。世界の辺境地区への旅をライフワークにしている。1979年、エッセイ『さらば国分寺書店のオババ』でデビュー。88年『犬の系譜』で第10回吉川英治文学新人賞、90年『アド・バード』で第11回日本SF大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おにく

24
先日"北政府コレクション"を読んでから、椎名さんのSF作品を追っています。正直この二冊を読んだ限りでは、椎名さんの創造する近未来の世界観にあまり魅力を感じないのですが、メインキャラの野暮ったくてギラギラした「普段こんな奴らとはつるみたいとも思わねぇが、腕はたしかだし、気心も知れて仕事がしやすい。」という関係は却って新鮮で、特に"鼻裂"という男の騒がしい様は"七人の侍"の三船敏郎のようなイメージで読んでいました。人が居なくなっても律儀に働く機械たちなど、キラリと光る部分があるので、他の作品も読んでみます。 2019/08/25

duzzmundo

11
金もないし居場所もなくなったので海賊でもやるかという話が灰汁と可児と鼻烈三人の間でまとまったーーという書き出しではじまります。椎名誠のSFって人を選びますがおもしろいです。説明がないので、戦争後になんで世界がこうなっているのかぜんぜんわからず、突然出てくるガジェットも詳細不明なのですが、「だって世界がもうそうなってるだから当たり前でしょ」って感じがいいんですよね。弾の出ない砲艦に乗って、大きく何か起こるわけでもなく、その世界を旅している雰囲気が楽しいなと。2023/05/22

眠る山猫屋

9
再読。 崩壊した世界の海(黄海辺りかなぁ)で海賊稼業を始めた三人組の海上冒険。絶望的な世界だって、人間は強く生きていける。そして世界はもっと強く再生していける、そんな気持ちにさせてくれるシーナ・ワールド。2012/03/28

霜月ざら

8
SFというかこれぞシ―ナワールド。造語や名前の付け方が上手くて独特の世界観に魅せられてしまう。大戦後、孤立した島々が点在している世界、銀鼠号に乗って旅をする灰汁、可児、鼻裂の海賊3人組。読み進めるうちに3人組と一緒に旅をして同じものを見ているような気がしてきた。ツガネやドロイドに人間の身勝手さを感じ、切なくもなった。派手さはない。結末もない。だからこそ今もどこかの海で3人組は銀鼠号に乗っていると想像することが出来る。旅は続くのだ。2014/08/13

けいちゃっぷ

7
北政府との戦争でなにがあったのかなかったのかをもっと知りたいな。それに、なんというか異世界ファンタジーの様相を呈してきた。面白いんだけど、俺が読みたいのはこんなんじゃねーぞ。245ページ2010/01/03

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