集英社文庫
天使の屍

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 323p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087464047
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

平穏な家族を突然の悲劇が襲った。中学二年生の息子が飛び降り自殺をしたのだ。そして遺体からはある薬物が検出された―。なぜ彼は十四歳で死ななければならなかったのか。原因はいじめか?それとも?遺された父親はその死の真相を求めて、息子の級友たちを訪ねてまわる。だが世代の壁に阻まれ、思うにまかせない。そして第二の悲劇が…。少年たちの心の闇を描く、傑作長編ミステリ。

著者等紹介

貫井徳郎[ヌクイトクロウ]
1968年東京都生まれ。早大商学部卒業。93年に『慟哭』でデビュー。次々に意欲作を発表しつづけて、多くの読者の支持を受けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ハミング♪♪@LIVE ON LIVE

96
なんだかすごく怖かった。先が気になって、ページがぐんぐん進んだ。得体の知れない不穏さや不気味さが感じられるものの、最初は展開が読めずに、とても焦ったかった。真相に近づくためのヒントを提示するのを、やたらと焦らされている感じがして、イライラした。語りは淡々としているが、描かれていることは結構すごかった。「そんなバカな・・・?!」というような死因で、本当に理解不能だった。米澤さんの作品のような「ゾクッ」とした感じを味わった。あまり読んで気持ちのいいものではないが、色々と考えさせられるし、最後は良かった。2013/07/19

roomy

32
子供を持つ親としては悲しい気持ちになりますが一応は少しだけ光が見える終わり方でよかったです。血がつながっていてもつながっていなくても親と子、大人と子供の世界はこんなにも大きく違うのでしょうか。親にはなんでも話せる関係だったので物語の中の子供たちに共感できませんでした。同じ年頃の我が子たちとも近いのでこういう関係もあるんだと違う世界のことのように思えました。ライブラリー本。2014/08/02

かおる

27
本当に一言相談してくれれば死ななくても済んだのに‥。でもそれが出来ないのが子供なのか。中学生というのは1番危うい時期なのかもしれないなぁとしみじみ思う。2018/11/07

きのぴ

24
大人には理解できない「子供の理論」というものは、確かにあると思う。特に学校でのいじめは、「子供の理論」で起きているのだと思うし。将来自分が子供を産んで親になった時、子供が学校でいじめられていたら、気付くことができるのか?とても不安になった。自分にも子供だった時はあるのに、大人になるにつれて子供のことが理解できなくなるってなんだか不思議。2016/11/18

20
「慟哭」で貫井さんが気になる作家さんになり、図書館ホムペにて検索してみたところ、予約待ちもなくすぐに借りれたので。子供の絡む事件モノは、子供を持つ親として、自分ならどうするかと必ず自問しながら読んでしまう。答えは出ないのだけど。事件の深層は腑に落ちないものがあったが、思春期の子供って大人にはくだらないことでも死ぬほど悩むものなんだよな。大人になったら、なぜあんなに悩んだんだ?と不思議なくらいに。それを見守る親はどうすべきなのか。息子もいずれ思春期がくるのかと思うと、今から怖くてたまらない。2011/10/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/550138
  • ご注意事項

最近チェックした商品