感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
81
2016年595冊め。前半は17~18世紀のイギリスとフランスの革命について。クロムウェルとピューリタン革命、ロベスピエールとフランス革命、ナポレオン。後半は18世紀末から19世紀後半の欧州近代化への歩みについて。産業革命、ドイツ国家主義の芽生え、「自由」とパリ=コミューンあたりでは『レ・ミゼラブル』『赤と黒』などを思い出す。架空のキャラクターの物語で少女漫画風だが、割と頭に入りやすい。2016/07/25
(C17H26O4)
65
「この章に登場する◯◯は歴史上実在の人物ではありません」話として読みやすくなっているからまあいいのだけれど、前巻あたりから実在しない人物の存在感がありすぎる気が…。2020/05/26
hiro
58
6巻は、イギリスのピューリタン革命、名誉革命、フランスのフランス革命、七月革命、二月革命、ドイツの三月革命、そして産業革命と「革命」という言葉がたくさん出てくる18、19世紀のヨーロッパ。やはりこの時代に、革命や農奴解放など改革と、イギリスから始まった産業革命によって、英、仏、独、露は、互いに競いながら、またときには直接戦い、現代まで大国として存続できる国力をつけていったことがわかる。やはり一番興味があったのは、フランス革命とナポレオンだった。さて次の7巻は、アメリカと中国が登場。2015/08/13
糜竺(びじく)
33
世界史を学んでみようと思い、マンガで読む事にしました。第六巻です。ピューリタン革命、ロベスピエールとフランス革命、ナポレオン、産業革命、ロシアのアレクサンドル二世などについて、色々と描かれていました。個人的に興味深かったのは、ロシアのアレクサンドル二世についてです。まず、私自身はこのような人物は知りませんでしたが、皇帝なのに色々な改革をしているのには驚きでした。農奴を開放したり、地方自治機関を作って身分に関わりなく平等に審議したり、司法制度も法のもとに平等にしたり、こんな人物もいたんだと勉強になりました。2018/10/15
あむぴの
16
【ナツイチ2016集英社文庫】21冊目。歴史上実在しない人物から見た世界史。歴史の教科書とは違う角度から、歴史を知ることができそうだ。2009年3月。2016/08/18