集英社文庫<br> おんな泉岳寺

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おんな泉岳寺

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  • サイズ 文庫判/ページ数 230p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784087462340
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

松の廊下の刃傷で内匠頭は切腹、浅野家はお取り潰し。後室瑶泉院は、夫の墓参に泉岳寺を訪れる。そこに、なぜか吉良上野介の妻・富子の姿が。吉良への憎悪をたぎらせる瑶泉院と、静かな晩年を過ごす富子に降ってわいた夫の危機…。妻心を切なく描く表題作他、小伝馬町牢屋敷を預かる囚獄の家に生まれた青年が出逢った女との「悲恋」など全4篇を収録。実在の人物をテーマにした傑作時代小説集。

著者等紹介

諸田玲子[モロタレイコ]
静岡市生まれ。上智大学英文学科卒。1996年「眩惑」でデビュー。2003年『其の一日』で吉川英治文学新人賞を受賞。07年『奸婦にあらず』で新田次郎文学賞受賞。平安から江戸まで幅広いジャンルの話題作を発表する気鋭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

47
何ともしんみりくる短編でした。実在の人物をテーマにしているのが何とも言えません。全ての短編が女性の過去と現在を描いていながらも湿っぽさを感じることはありませんでした。乾いたような感じで時代の変わりゆく様を描いているような気がします。どの短編も良かったのですが、表題作『おんな泉岳寺』が興味をそそりました。忠臣蔵ものといえば浅野内匠頭の視点で描かれることが多いですが、これは吉良上野介の妻の立場から描いているのが面白かったです。他の話もしみじみくる味がありました。2014/09/15

ちばと~る

25
吉良上野介の妻の視点から描かれた珍しい忠臣蔵モノ。泉岳寺の浅野内匠頭の墓前で邂逅する富子と遥泉院。その他に清水の次郎長モノや西園寺公望を描いた短編などがシミジミと秀逸!!2014/06/02

作楽

5
面白かった!時代物でこんなに面白く感じたのは、ずいぶん久しぶり。おんな泉岳寺も面白かったけど、最後の西園寺公望の話もすごくよかったかも。2013/07/23

4
全部江戸時代と思いきやそうでもない。しかし表題作と二本目がわかりやすかったかな。哀愁漂うというか、不条理のようで、しかし人間がきちんと関わっているからこその、という。そんな短編集。2023/01/12

のあこ

1
半年前に泉岳寺にお参りしてきました 墓所の情景を思い浮かべながら、読みました 作者の本は、長編しか知らなかったのですが、この短編集にも、計り知れない資料の山があるんだろう と、感服しました2023/05/22

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