内容説明
「みなとみらい」の高層ビルを彼方に望む、横浜の下町“余毛”。開港以来、庶民の町、昔ながらの商店街が、喧嘩や仲直りをくり返しながら頑張っている。そんな余毛を舞台にくり広げられる、色とりどりの人間模様。バーのマスターが、焼鳥屋の主人が、あるいはゲイのシャンソン歌手が物語る、アッと驚くドラマの数々。平和なようで波乱万丈、B級な人々にこそ宿る人生の真実…。笑いとペーソスに満ちた9つの物語。
著者等紹介
山崎洋子[ヤマザキヨウコ]
1947年、京都生まれ。脚本家から推理作家に。86年、『花園の迷宮』で第三二回江戸川乱歩賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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