集英社文庫<br> 天草エアラインの奇跡。

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集英社文庫
天草エアラインの奇跡。

  • 鳥海 高太朗【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 202p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087458688
  • NDC分類 687.067
  • Cコード C0195

内容説明

「社長室の壁を取っ払ってください!」新社長の一言が風を起こす。50人足らずの社員たちが有機的に動き出し、彼らの熱が外部からの応援者も呼び寄せた。経営危機からのV字回復。飛行機を一機しか持たない、日本最小の航空会社が奇跡的に復興した、現代のおとぎ話。その秘密に迫るべく、社員一人ひとりに寄り添って取材したドキュメント。熊本地震や世界遺産登録を経ての天草の現状も追加取材。

目次

序章 新たなるイルカの翼
第1章 離陸3年目で経営の危機―2000~2009年 常態化した赤字経営
第2章 新社長、天草エアラインを変える―2009年~ 「社長室はいりません。いますぐ壁を壊してください」
第3章 たった1機の飛行機が人々をつないでいく―2009年~ パイロットやCA、営業…社員たちに起きた意識の変化
第4章 社外からも強力なサポーターが―2010年~ 小山薫堂とパラダイス山元の登場
第5章 「旅の目的は天草エアラインに乗ること!」―2013年~ 単なる移動手段ではない“観光エアライン”という新しい形
第6章 次世代へ天草エアラインをつなぐために…―2014年 「社長は引き際のタイミングも重要だと思っている」
第7章 奥島が天草エアラインに残したもの―2014~2016年 ついに新型機ATRが天草の空に
終章 今日もイルカは天草の空を飛ぶ
追章 それからの天草エアライン

著者等紹介

鳥海高太朗[トリウミコウタロウ]
1978年千葉県生まれ。成城大学経済学部経営学科卒業、城西国際大学大学院国際アドミニストレーション研究科修了。食品会社勤務、城西国際大学観光学部助手を経て、2013年より帝京大学理工学部航空宇宙工学科非常勤講師。航空会社のマーケティング戦略を主研究に、LCC(格安航空会社)のビジネスモデルの研究を行う。飛行機ニュースサイト「ひこ旅」編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

@nk

28
地方創生に惹かれるだけでなく、父方が天草というかともあり、食い入るように読んだ。美化された面もあろうが、数人の募集枠に数百人が殺到する開港時の盛況から一転、事故が起きてもおかしくない状況(何かしら起きていたのかもしれないが…)からの、まるで小説がごとくV字回復。さんセクではあるが、助成の扱われ方が生んだ企業理念と、やはりトップの資質でしょうか。その躍動感溢れるドラマに唸らされた。コロナ禍に加え先日からの豪雨被害を思うと、とても心穏やかにはいられない。次に乗るときは全く違った感覚があるのだろう。応援したい。2020/07/07

piro

26
長らく乗ってみたいと思っている天草の地域航空会社・天草エアラインのドキュメンタリー。かつての経営危機から奇跡的な回復を遂げた影には、社長の理解と社員の熱意、そして地元のサポートがあった事がよくわかります。これ程までに活気と熱意に溢れた職場って、ホントに羨ましい。読んでいて何だか気持ちが熱くなりました。保有機材が1機のみというのは、特に整備担当の方にとって大変な事なのでしょう。ATRに替わってだいぶ改善された様で良かった。その1機のみのATR42-600みぞか号、いつか乗りに行きたいなぁ。2019/12/17

ヤギ郎

16
飛行機が1機しかない第三セクターの地域航空会社が赤字経営から復活する記録。第三セクターであり、公的な側面を持つゆえに、組織体制の問題や経営の難しさがある。50人程度の小さな会社であるため、「社長室の壁を取り払う」という社長の言葉と行動から社内のコミュニケイションが進んだ。人と人のつながりの中に、商売があることを体感した。天草エアラインから、地域密着型企業の経営を考えるきっかけになる。2021/07/05

タカボー

10
黒木亮さんの「島のエアライン」が文庫になるのを待ってたけど、ならないのでこちらにした。天草エアラインのどん底からの復活劇。まず一機しかないのが凄い。そして会社の立て直し。社長だから結果を出さなければならないし、経費を削減するのは早いけど、何を会社として最も大事にするのか、どんな会社を目指すのかというビジョンが大事。そして働く人達が、気持ち良く力を発揮できる環境を作ること。昔うちの社長から言われた言葉を思い出した。「優秀だから人が付いてくるわけじゃない。自分の話を聞いてくれるから人は付いてくるんだ」2020/10/10

きりん

5
大変失礼ながらその存在、全く存じ上げませんでした。このような形態で利益出んの?とまず浮かび上がるのは素朴な疑問だけど、この会社はそれを可能にし、タイトルにもあるように奇跡を起こす。ただここで言う奇跡は滅多に買わない宝くじを買ったら3億当選!みたいなものじゃなく、どんな状況でもたった1機の飛行機を無事時間通り飛ばす為にした、日々の小さな努力の積み重ね。社長がとある人物に変わって以降の社内の盛り上がりは、読みながら一緒に闘っている気になりワクワクが止まらなかった。関わる人々の愛とアイデアが甦らせた奇跡の記録。2019/12/23

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