出版社内容情報
サバイバルゲームクラブの木村が刺殺された。十津川の妻・直子が所属する愛犬家グループの小原の犬茶々が現場周辺で目撃されていた。茶々のお伊勢参りに事件の鍵があると睨んだ十津川警部は伊勢へ!解説/山前 譲
西村 京太郎[ニシムラキョウタロウ]
著・文・その他
内容説明
十津川警部の妻・直子がゴールデンレトリーバーを飼い始め、愛犬家の会に入会した。会長の小原は、かつて犬のお伊勢参りがあったと知り、愛犬の茶々を伊勢へ向かわせる計画をたてた。茶々が出発した日、自由が丘で木村という男が刺殺される。現場付近で、茶々の目撃情報があったことに着目した十津川警部は…。東京と伊勢を結ぶ難事件に挑戦!有名観光地を舞台に描く傑作長編旅情ミステリー。
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京生まれ。63年にオール讀物推理小説新人賞、65年に『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞、81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞、2004年には日本ミステリー文学大賞を受賞。鉄道ミステリーの第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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rokoroko
19
題名にひかれて読む。丁度国立歴史博物館で犬のお伊勢参りの展示見たばかり(なんだこの博物館は)なので興味深い展開。遷宮などの話盛り込みながらミステリーに仕上げた作品ねえ~内宮が西にあると戦乱が起きると登場人物がいってるけど平成25年に西に移ったの?本当?東にないと平和な世にならないの?まさか 2023/10/22
あすぴよ
4
久々に十津川警部。サラッと読めるミステリーで好き2018/11/01
れぃあ@めい
3
犯人を特定して追い詰める描写より犬のお伊勢参り勝負関連の話がメイン過ぎて、犯人は最後に取ってつけたような感じでミステリーとしては微妙かな。そもそも飼い犬、しかも大型犬を外に放すというのは飼い主としてダメだと思う。2018/07/31
kuroiwa.kochi
1
ミステリーは大好きだけど、犬がかわいそうで楽しめなかった😭 人が死ぬミステリーは別に好きなくせに自分でも変だと思うけど。2019/08/31
空白
0
ゴールデンレトリバーの茶々が東京から伊勢に行く話。途中色々あるのだが、今作はちょっと先がわかってしまった感があった。えぇ!って思う場面もあって楽しく読めました2024/10/18