集英社文庫<br> 岳飛伝〈17〉星斗の章

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集英社文庫
岳飛伝〈17〉星斗の章

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  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087457100
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

岳飛と秦容は、南宋の程雲との最後の戦いに挑む。梁山泊軍の呼延凌らとも合流して、金国との一大決戦を目指す。兀朮との闘いで重傷を負った史進の生死は? 大水滸伝シリーズついに完結。(解説/北上次郎)




北方 謙三[キタカタケンゾウ]
著・文・その他

内容説明

梁山泊軍と金軍の果てしなく続く消耗戦。その最中、戦場に切り込んできた史進は兀〓(うじゅ)にとどめを刺すも、深手を負い戦線を離脱。岳飛は南宋・程雲の首を獲り、臨安府に入る。一足先に呼延凌と合流した秦容は、金の沙歇との最終決戦に挑む―。激動の中華の地で、国とは何かを問い、民を救うために崇高な志を掲げ、命を賭した漢たちの生き様を余すところなく描き切った中国歴史巨編、遂に完結!

著者等紹介

北方謙三[キタカタケンゾウ]
1947年唐津生まれ。中央大学法学部卒業。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞を、85年『渇きの街』で第38回日本推理作家協会賞長編部門を、91年『破軍の星』で第4回柴田錬三郎賞を受賞。また、2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞を、06年『水滸伝』(全19巻)で第9回司馬遼太郎賞を、07年『独り群せず』で第1回舟橋聖一文学賞を受賞。10年に第13回日本ミステリー文学大賞を、11年『楊令伝』で第65回毎日出版文化賞特別賞を受賞し、13年に紫綬褒章を受章。16年、第64回菊池寛賞を受賞。17年、「大水滸伝」シリーズで第6回歴史時代作家クラブ賞特別功労賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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W-G

262
ついに辿りついた最終巻。ある程度予想していた通り、スケールが壮大すぎて、畳もうにも畳みきれず、風呂敷は拡がったまま、岳飛を焦点としたターニングポイントを通過した、という印象。ここまで来たら、著者も死ぬまで描くしかない。冷静に振り返ってみると、『水滸伝』を読んでいた頃に、私が期待していた梁山泊の未来とは、果たしてコレであったか、やや疑問の残るところではある。しかし、こうなった必然性というか、説得力を感じられるまま、ここまで読ませてくれたことに感謝。もし再読することがあれば、違った視点で多くの発見がありそう。2022/04/13

しんごろ

166
激闘、死闘の戦いの連続。岳飛の剣が切り裂き、秦容の狼牙棍が暴れ、呼延凌の七星鞭が唸りを上げる。その戦いの一方で、胡土児は金国を捨て、史進はあの地へ帰る。南宋と金国の戦いが苛烈を極める中、南方では潘寬、荀浩の南方留守番部隊と許礼の戦いも渋く見応えありだった。戦いは終わり、それぞれが旅立つ。岳飛よ。遥か遠い地で崔如と幸せにすごしておくれ。湖塞の頃の豪傑達も生き残ったのは二人だけかと想いに馳せる。ああ、ついに終わってしまった。梁山泊の漢達の生き様を目に焼きつけた。決して忘れることはないだろう。さらば梁山泊!2022/04/17

眠る山猫屋

62
これだけの大河な物語、簡潔に語るなど至難。史進に始まり史進に終わりを迎えた物語。様々な登場人物たちに寄せる想いも千々に乱れて。敵も味方も生き切った、だから少しづつ読み手の中に何かを遺してくれたのだと思える。史実とは異なる最期を迎えた者、その行く末を消し去っていった者。想いを馳せれば寂しさが消せない。生き残った者たちにも、もう逢えないのか。ああ。2020/09/14

なると

48
物語の殆どは最後の決戦に費やされていたけど、ウジュが史進に討たれた時点で、もう戦いは終わった感が。でも呼延凌が疲弊しているときに秦容が現れる再会はよかった。秦容が梁山泊を出ていったのは二世の重圧だったのね。最後は子午山で終わるか〜長い長い時間の中で、史進だけが全ての戦いを経験した。ずっと死に場所を探していると言われ続けたこの男が、戦場で死ねなかったことはある意味残酷だったかもしれない。でも「死ねないなら、生きるしかない。」と木にぶら下がって、上がらない腕のリハビリをする未来ある最後は温かい気持ちになった。2020/12/15

まえぞう

48
終わった!水滸伝19巻。楊令伝15巻。岳飛伝17巻。北方大水滸伝全51巻、読み終えました。北方さんの描く戦闘シーンはほんとうにすごいですよね。いつかまた一から読み直したいような作品ですが、51巻は長いですねぇ。2018/04/14

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