出版社内容情報
定年後も働く女性が増えている。60代も働く3つの理由/健康と体力維持の話/夫との関係をどう再構築するか……など、定年後の生き方の知恵や知識。豊富な体験談とともにライフスタイルを提案する。
内容説明
今の時代、リタイア=老後ではない。フェードアウトするには早すぎる。豊富な経験を持ち、まだまだ元気な60代。定年後も仕事をする? 仕事を離れて自由に生きる? 実際にリタイア後の人生を楽しむ多くの先輩たちの体験談を読むうちに、あなたの生き方の方向性も見えてくるはず。気になるお金の問題や健康維持の秘訣についてもバッチリ。定年から老後までの人生を前向きに生きるためのヒント。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
60
さまざまな定年女子が紹介されていて、私自身は仕事をしない生活も長いからか参考にはならなかったけれど、面白かったです。私は好きなだけ本を読んでいても怒られない状況となったのは、退職してからで、ある意味すさまじい量の本を読んでいます。暇を持て余すこともないのは本のおかげ。何か打ち込めるものを持っていると定年後も充実。居住地の行政主催の講座も面白いのでお勧めです。2021/03/25
azukinako
48
定年って男子だけのものではないのだ。女子にだって定年があるということを自分がその身になって初めて気づく。準備には出だしが遅れたが、60歳以降も仕事を続けている女性は多いというのは心強い。また、60歳まで働いた人は、さらに働くという道を選ぶことが主流なのだそうだ。それは同感。いつまで働くか、何をするか、今の仕事を続けるか、新しいことを始めるか。もっと事例が欲しい。2020/02/03
ちゃとら
40
ねこじゃらしおりが欲しくて、購入。同名でNHKのドラマになっていたような気がしたが⁈本書は小説ではなかった。初めての総合職、バブル、バブル崩壊を働き続けた先輩方達のパワフルでしなやかな新しいステージが描かれていて興味深く読了?2018/07/04
ぐっち
30
「定年後」で紹介してあった女子の定年の本。ここで扱われているのは機会均等法以前の道をそれぞれに切り開いて働いてきた先輩の女性たち、そのパワフルさには頭が下がります。定年後も切り開いていく姿も小気味良く、定年も悪いもんじゃないな、と思ってしまいます。さて、自分は何を準備するのだろう?2018/07/14
ケロコ
29
【図書館】なんて、エネルギッシュな本なのだ!ここに登場する定年女子は優秀な逸材であることは確かだ。今定年まで勤めあげたとすると、男尊女卑が激しい時代に男社会で打ちのめされて来たに違いない。高度成長期から、流行を牽引してきた世代は実に強い。特に印象に残ったのは『仕事をしない生活を楽しむ知恵』だ。今から定年後の暮らしのために色んな本を読んでみようと考えているが、この本は半年に1度くらい読んでみようと思う。その時々で感じる事が違えばもうけものだ!2018/12/05