出版社内容情報
ヨーロッパの古城に作られていたという恐ろしい部屋〈バラの間〉。ある日、純粋なる吸血鬼クロロックと娘のエリカは、美女に館に招待される。何も知らない二人が通された部屋は!?(解説/池田エライザ)
内容説明
昔、ヨーロッパの古い城に、ある目的のために作られていたという恐ろしい部屋“バラの間”。ある日、純粋なる吸血鬼フォン・クロロックとその娘で人間とのハーフであるエリカは、美女に館に招待される。何も知らない二人が通された部屋には、恐ろしい仕掛けが施されており…!?表題作のほか二編を収録した、「吸血鬼はお年ごろ」シリーズ第17作!新装版!
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年福岡県生まれ。桐朋高等学校卒業。76年、サラリーマン生活のなかで執筆した「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞、ミステリー界に新風を吹き込む。以後、幅広い分野の小説を発表、ベストセラー膨大。2005年度日本ミステリー文学大賞受賞。16年『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coco夏ko10角
21
吸血鬼シリーズ第17弾。『吸血鬼七変化』エリカが涼子の扱いにすっかり慣れた場面が印象的。『吸血鬼と死の接吻』「クロロック商会は円山家グループの一つなの」←いつの間にそうなったんだ…。『吸血鬼は世紀末に飛ぶ』話が一番面白かったのはこれ。2019/08/29
小梅さん。
14
相変わらず恐妻家のクロロックに娘のエリカが元気で可愛い。 途中、ポケベルとの単語が出てきて確認したら初出は20年近く前だった。 それでも色あせないで楽しめる。2018/01/28
Kana
3
エリカのような能力がほしい。クロロックのようなお父さんがいたら楽しいだろうなぁ。と前から思ってます。2017/06/25
小春日和は秋
2
吸血鬼シリーズです。赤川次郎作品の安定感2017/07/11
きらり
1
おもしろかった2025/03/04
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- 洋書
- Aimé Césa…