出版社内容情報
『怪談』で知られる小泉八雲こと、ラフカディオ・ハーン。貧しく、職を求めてイギリスからアメリカ、そして日本へ。ハーンの軌跡をたどりながら、彼が魅了された日本精神の根源を探る。(解説/池内紀)
芦原 伸[アシハラシン]
内容説明
『怪談』で知られる小泉八雲こと、ラフカディオ・ハーン。親の愛を知らずに育ち、イギリスから単身、アメリカに渡った彼は、極貧生活の果て、原稿料を稼ぎにルポライターとして来日した。時は明治、鉄道の時代。横浜から始まり、日本各所で暮らし、やがて帰化―そんな彼を日本に惹きつけたものは何だったのか?「へるん先生」と親しまれた男の軌跡を辿る中で見えてくる、“日本魂”を再発見!
目次
津波
アムトラックの車窓から―ニューヨークからシンシナティへ
わが青春のシンシナティ
憂愁のカナダ横断鉄道―トロントからヴァンクーヴァーへ
東海道を行く(一)―横浜から焼津へ
東海道を行く(二)―焼津から姫路へ
中国山地越え、ハーンの変貌―姫路から松江へ
ハーン、不思議の国に入る―松江・出雲
ヘルンとセツの新婚旅行―日本海、伯耆国の旅
西南戦争の残影―熊本にて
神戸へ、新聞社への復帰―熊本から神戸へ
人生の終着、東京へ―神戸から東京への旅
生神様
著者等紹介
芦原伸[アシハラシン]
1946年生まれ。名古屋育ち。北海道大学文学部卒業。週刊誌記者を経て、72年、鉄道ジャーナル社入社。80年、創作集団グループ・ルパンを主宰。編集者、作家として50カ国以上を取材する。現在は「天夢人Temjin」会長で『旅と鉄道』『SINRA』統括編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あーびん
しんこい
椿 釦
蹴球有閑人
Panja Morimoto