集英社文庫<br> はじめてのルーヴル

個数:

集英社文庫
はじめてのルーヴル

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年10月20日 03時38分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087455021
  • NDC分類 723
  • Cコード C0195

出版社内容情報

これ一冊でルーヴル美術館丸分かり! 読んでから見るもよし、見てから読むもよし。世界的名画に秘められた謎と物語を読み解く。『怖い絵』の著者による究極の美術館ガイドブック。(解説/保坂健二朗)




中野 京子[ナカノキョウコ]

内容説明

ダ・ヴィンチ「モナ・リザ」、ダヴィッド「ナポレオンの戴冠式」、カラヴァッジョ「聖母の死」…よく知っているはずの見慣れた名画が、中野京子の導きでこれまでとはまた別の顔を見せ始める。描かれた人物のその後や作者の生い立ちを知って、絵画をもっと楽しもう!全68点、オールカラーで見どころを余すところなく解説。展示場所がひと目でわかる館内案内図付き。これ一冊でルーヴル丸分かり。

目次

なんといってもナポレオン―ダヴィッド『ナポレオンの戴冠式』
ロココの哀愁―ヴァトー『シテール島の巡礼』
フランスをつくった三人の王―クルーエ『フランソワ一世肖像』
運命に翻弄されて―レンブラント『バテシバ』
アルカディアにいるのは誰?―プッサン『アルカディアの牧人たち』
捏造の生涯―ルーベンス『マリー・ド・メディシスの生涯“肖像画の贈呈”』
この世は揺れる船のごと―ボス『愚者の船』
ルーヴルの少女たち―グルーズ『壊れた甕』
ルーヴルの少年たち―ムリーリョ『蚤をとる少年』
まるでその場にいたかのよう―ティツィアーノ『キリストの埋葬』
ホラー映画―作者不詳『パリ高等法院のキリスト磔刑』
有名人といっしょ―アンゲラン・カルトン『アヴィニョンのピエタ』
不謹慎きわまりない!―カラヴァッジョ『聖母の死』
その後の運命―ヴァン・ダイク『狩り場のチャールズ一世』
不滅のラファエロ―ラファエロ『美しき女庭師』
天使とキューピッド―アントワーヌ・カロンまたはアンリ・ルランベール『アモルの葬列』
モナ・リザ―レオナルド・ダ・ヴィンチ『モナ・リザ』

著者等紹介

中野京子[ナカノキョウコ]
作家・独文学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

124
20歳の時はじめてのルーブルで、グランドギャラリーのドラクロワ「自由の女神」とダヴィッド「ナポレオンの戴冠」に圧倒された。サモトラケのニケやモナリザも記憶に刻んだ。齢を重ね知識を蓄えるとヒエロニムス・ボス、シャルダン、ティツイアーノなどの絵が気になる。レオナルド・ダ・ヴィンチと同時代に活躍したボスは30点程しか残されておらずそのほとんどがフェリペ4世の収集でプラド美術館にあり、ルーブルには「愚者の船」のみある。絵画が示す隠喩と画家の人生を紐解くのも愉しみのひとつ。本書は絵画鑑賞のお供に気軽に読める入門書。2022/09/07

ハイランド

96
真剣に見たら何ヶ月かかるかという巨大美術館ルーブルを「怖い絵」の中野京子が、初心者のためにこれだけは見逃すなという名品を紹介。と言っても中野氏のこと、ちょっと皮肉な解説が作品の背景、隠された事実を明らかにする。王家の肖像など、人物の事績や描かれた背景を知らなきゃ、ただのコスプレしたおじさんおばさんの似顔絵としか思えない。中でももっとも衝撃的だったのは「マリー・ド・メディシスの生涯」あの壮麗な「マルセイユ上陸」が虚飾と捏造だったとは。コロナが落ち着いたらいつか行きたい美術館だが、猫がそれを許さないだろうな。2021/08/30

扉のこちら側

81
2018年187冊め。絵を鑑賞するのは好きだが、題材や制作の背景にまで気が回らないタイプである。今後も美術館に足を運んでは「これ好き」「これ綺麗」程度の鑑賞を続けるだろうけれど、こういった本を読むのもまた好きなのである。作中の作品としては『アヴィニョンのピエタ』についてのトリミング話が印象的。2018/06/18

rico

68
中野京子さんによるルーブルのガイドブック。「これは見るべき」的な名画を押さえ、展示場所の案内図なんかもあって十分実用的。とは言え中野さんらしく、一般的な説明から10歩くらい踏み込み、歴史や社会情勢、描かれた人物や画家自身の人となり、神話や伝説等々、絵の背景にある多彩な逸話を展開。さえない女王の人生を盛りまくり、壮大な絵巻に仕上げたルーベンスとか、神の使いの天使がキューピッドと同じ姿形で描かれたから何だかわからなくなったとか・・・、思わずニンマリしてしまう。ずいぶん前に行ったルーブル、もう1度行きたくなる。2019/09/17

栗羊羹

57
今まで絵画は、なんとなく眺めるもので、美術館を出た時、あ~いい時間を過ごしたな…でした。でも、予備知識があると違います!今まで全く知らなかった視点から観ることの楽しさ、ワクワクをこの本は教えてくれました。2016/10/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11183896
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品