集英社文庫<br> おれたちの約束

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おれたちの約束

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  • サイズ 文庫判/ページ数 214p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087454420
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

あの陽介が帰ってきた! 父の逮捕による一家離散から二年。仙台の高校に進学した彼を襲ったのは大地震だった──。苦難に立ち向かう青年とその仲間たちを熱く描き出した青春小説。(解説/佐久間文子)




佐川 光晴[サガワミツハル]

内容説明

父の逮捕から二年、高見陽介は高校進学を機に札幌の養護施設から仙台の寮に移った。イケメンで成績優秀な中本、画家志望の菅野、中国人留学生の周ら、個性豊かな同級生と共同生活を始めた陽介だったが、実行委員の一人として臨んだ九月の学園祭当日、体験したことのない巨大な地震に襲われて―。友情、恋、親子の葛藤など様々な想いを抱えるなかで少年は大きく成長する。人気シリーズ第三弾。

著者等紹介

佐川光晴[サガワミツハル]
1965年東京都生まれ、茅ヶ崎育ち。北海道大学法学部卒業。2000年「生活の設計」で第32回新潮新人賞受賞。02年『縮んだ愛』で第24回野間文芸新人賞受賞。11年『おれのおばさん』で第26回坪田譲治文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

まさきち

72
恵子おばさんが札幌で運営し、中学生のみを預かる児童養護施設・魴ボウ舎を舞台に始まったシリーズの三作目。今回は中学卒業と同時に仙台の高校へ進学し、寮生活を始めた甥の高見陽介の物語。巻末におさめられたショートストーリーも含めて、今まで拗れていた関係が修復に向けて動き出していく内容にホッとさせられました。欲を言えば、もう少し恵子おばさんの登場シーンを味わいたかったです。2023/01/04

はつばあば

65
文庫初レビューじゃないですか。怖いですね。おれのおばさんからずっと「おれたちシリーズ」にはまり込んでおりました。父親の不祥事から伯母さんの元で育った陽介も今回は高校生。仙台での寮生活で学生らしい生活を与えれた事を喜んでおりましたが東北大震災に出合う。一皮も二皮も剥けたようにも思えるが、陽介の本来の姿。父との葛藤も友達との友情のお陰で丸くおさまるようにも見える。勉強だけが人生じゃない、人とつるみ切磋琢磨できる友がいれば、それだけで幸せを手にしたようなもの。人との繋がりがどんなに大切か陽介を通して学んで欲しい2016/05/24

ぐりぐら

32
久々のおばさんシリーズ。今作は仙台の私立高校に入学した陽介が描かれています。東北大震災に遭いますが、良い仲間や先生との出会いでますます逞しく成長する陽介。苦難ばかりでなく、キラキラとした青春を謳歌している雰囲気もあって救われました。親子の確執も乗り越えつつあるラスト。今後の陽介にますますエールを送りたい。2016/06/15

メルル

25
陽介はついに児童養護施設から出て、高校生活を独りで送ることになる。けれど寮生活が始まり仲間に恵まれ、向き合わなければならない問題をクリアしていく。仲間との友情と家庭の問題や自分の気持ちそれぞれにぶつかりまた大人へと成長する。どんどん強くなる陽介が眩しい。温かい気持ちになった。2016/06/23

涼

24
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2019/05/post-015663.html2019/05/22

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