集英社文庫<br> あたらしい家族

個数:
電子版価格
¥506
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

集英社文庫
あたらしい家族

  • 佐川 光晴【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 集英社(2015/11発売)
  • 文庫・児童書 ポイント2倍キャンペーン対象商品(8/24まで)
  • ポイント 10pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年08月21日 17時05分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 246p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087453850
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

浪人生アキラの居候先は老人ホームだった。介護士をするいとこの善男さんは、口は悪いが人望が厚い。個性豊かな年配者に囲まれてアキラは勉強では得られない経験をする。短編小説集。(解説/斎藤美奈子)

内容説明

医学部入学を目指し大学浪人中のアキラは、いとこの善男が営む老人グループホーム「八方園」に下宿することになる。三十半ばでバツイチ、元役者、めっぽう口が悪くて老人たちを婆ぁ呼ばわりする善男だが、なぜかホームに暮らすみんなからの信頼は厚い。赤の他人ながら共同生活を送るうち、彼らは互いにかけがえのない存在になっていく。著者の代表作『おれのおばさん』に繋がる連作短編小説。

著者等紹介

佐川光晴[サガワミツハル]
1965年東京都生まれ、茅ヶ崎育ち。北海道大学法学部卒業。2000年「生活の設計」で第32回新潮新人賞受賞。02年『縮んだ愛』で第24回野間文芸新人賞受賞。11年『おれのおばさん』で第26回坪田譲治文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はつばあば

54
私達親の時代は大家族構成、私の娘となると核家族を望む。煩わしいと思うのか・爺婆の役目を行政が担ってくれているのか。そんなに甘くは無いと思うけど・・。その婆になった末のお話し。グループホームも今、流行り。ホンマなら後藤のような男が理想なんだけど、今の世の中。中身より建前と云うか・・後藤じゃマスコミや世間から非難ゴウゴウだろう。それだけ世間が小さくなってしまっている。(いやいや関西人だからアホと云う言葉は気にならないがバカを連発されるとイラっとするが(*´з`)。)このシリーズまだ全部文庫になってないのが悩み2016/03/13

かんちゃん

23
血の繋がった家族と疎遠になったとしても、家族という安らぎの場が不要になるわけではない。子は巣立ち、新たな家族を形作る。たとえ我が身は親の愛情に恵まれなくとも、親子の絆が断ち切れことはないし、彼もまた新たな子を育む。破天荒な男をコミカルに描きながら、現代の家族像に鋭く切り込む。というと重たい作品のようだが、著者の他の作品同様に、読み心地はとても爽やかだ。2015/12/29

なるみ(旧Narumi)

20
「おれのおばさん」シリーズ恵子さんの元夫でグループホームを営む善男さんを取り巻く人々を主人公に描いた3編からなる連作短編集。3編目の「お嫁さんがやってくる」が私には一番読みやすかったです。2018/06/20

suite

19
『おれのおばさん』シリーズのおばさんの元ダンナの人と、彼を取り巻く「家族たち」のお話。単行本では『家族芝居』として出版、文庫版でこちらの『あたらしい家族』になった模様。(気付かず両方借りてきた…)タイトルは断然こちらが内容にふさわしく感じた。互いを共に生きる者として尊重し承認し労り合える関係は、自らの意志さえあれば血縁に限らないし、老若男女を問わないということが、活き活きと描かれている。2016/01/21

菜食主義@目覚めの刻!

14
おれのおばさんシリーズにつながる・・・のフレーズに惹かれて手に取ってみました。恵子おばさんの元夫が主人公なわけですな。なんとも豪快で、それでいて繊細なとこもあって、というふうなキャラなのでしょうけど、「おれのおばさん」の恵子おばさんほどには活きがよろしくないような。なんか、映像としてうまくイメージできないんですよね。ひょっとすると、しばらく読書から遠ざかってたせいかもしれないんですけどね。ま、いずれ花ちゃんのお話も始まりそうですから、次に期待しましょ。2016/05/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9945539
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品