出版社内容情報
新幹線内で幼児が誘拐された。犯人の要求は、開発中の新薬情報。幼児は、無事解放されたが、容疑者らしい女が死体で発見され……。十津川警部の名推理。長編トラベルミステリー。(解説/山前 譲)
内容説明
九州新幹線「つばめ」車内で幼児が誘拐された。犯人は、幼児の父親が勤務する製薬会社で開発中の新薬の化学式とサンプルを要求。犯人の指示に従うと、幼児は無事解放され、不思議なことに持ち出した化学式などが研究室に戻っていた。さらに、容疑者らしき女性が死体で発見され…。連続する誘拐に隠された壮大な犯罪計画とは!?難事件に挑む十津川警部の名推理。長編トラベルミステリー。
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京生まれ。63年にオール讀物推理小説新人賞、65年に『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞、81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞、2004年には日本ミステリー文学大賞を受賞。鉄道ミステリーの第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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