出版社内容情報
盲目の著者はコロナ禍で買い物不能に。試行錯誤後、自分の力で食卓を調えた時、この上ない喜びを得て……。丁寧な暮らしの名随筆。
【目次】
内容説明
四歳で光を失った著者。就職十余年後に親元を離れ、自立生活に慣れた頃、コロナ禍が起きた。他人との接触禁止を厳命され、在宅勤務に。店舗への誘導支援も制限され買い物困難者を実感。ネットを駆使し試行錯誤の末、自分が選んだ食材で食卓を整えた時…。介助される暮らしから、自ら選び取ったと確信する生活へ。食を楽しみつつ「いま自分で生きている」感覚を得ていく姿を瑞々しく綴るエッセイ集。
目次
光を届ける配達員
産地に「触った」日
パンの驚き
憧れの蒸し料理
水、隠れた豊かさ
冷蔵庫と「生き物がかり」
冷食、小技・ミニ技
命をつなぐローリングストック
かわいそうな半熟卵
テーブル・セーフティー
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酵食品の「ご尊顔」
箱の中の夢
お茶目にお茶を
心の一部になった保温鍋
自然に帰れ
調理道具、選びの真髄
米の底力
「広げる」レシピの世界
楽しい食卓ア・ラ・カルト
絆をくれたトウモロコシ
思い出す「奇跡の食卓」
著者等紹介
三宮麻由子[サンノミヤマユコ]
東京都生まれ。上智大学文学部仏文科卒業後、同大学大学院博士前期課程修了。エッセイスト。『鳥が教えてくれた空』で第2回NHK学園「自分史文学賞」大賞受賞。『そっと耳を澄ませば』で第49回日本エッセイスト・クラブ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はるき
8
何が奇跡って著者の生き様がまさに奇跡。いや、人様の努力を奇跡呼ばわりは無責任だ。自立の意味を考え込み直しつつ、苦手な料理を明日また頑張ろうと思う。2026/06/12
ちかこ
3
目の見えない方がどうやって買い物や料理をするのだろうという疑問から手に取った1冊。 私より素敵な、身体の声を聞いていい食事をしているなと思った。 永谷園の『エーラベルあたためなくても美味しいカレー』は初めて知った。 調べたら賞味期限もとても長い(5年持つみたい)なので備蓄用でストックしておくのがいいなと思った。 勉強になる1冊だった。2026/06/02
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