集英社文庫<br> チンギス紀〈12〉不羈

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集英社文庫
チンギス紀〈12〉不羈

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  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087448115
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

モンゴル国の鎮海城をあずかるダイルは、三千の守備兵を組織し、三つの砦に配置した。領土は拡がり、チンギス率いる十万の遠征軍は鎮海城とは逆の方角(東)に出撃している。チンギスが滅ぼしたナイマン王国の元王子グチュルクは逃亡し、モンゴル国の西に位置する西遼の帝位を簒奪していた。西遼が数万の兵を動員できると考えるダイルは、その懸念を雷光隊を率いるムカリに話す。
一方、モンゴル国の侵攻を受けている金国では、完顔遠理が精強な五万の騎馬隊を整えた。また、先の戦いでモンゴル軍の兵站のいくつかを切ることに成功した耶律楚材が、政事の立て直しに力を注ぐ。
南の潮州で暮らすタルグダイとラシャーンは、かつての部下ソルガフの遺児トーリオを息子として扱い、自分たちの商いについて学ばせようとしていた。

治めるべき領土は急激に大きくなり、守るべき国境線も広がっている。チンギスはボオルチュと、戦の状況や物流など、国のありようについて話す。

強き者たちに異変が生じる十二巻。

【著者略歴】
北方謙三(きたかた けんぞう)
1947年佐賀県唐津市生まれ。中央大学法学部卒業。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞、85年『渇きの街』で第38回日本推理作家協会賞長編部門、91年『破軍の星』で第4回柴田錬三郎賞を受賞。2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞、05年『水滸伝』(全19巻)で第9回司馬遼太郎賞、07年『独り群せず』で第1回舟橋聖一文学賞、10年に第13回日本ミステリー文学大賞、11年『楊令伝』(全15巻)で第65回毎日出版文化賞特別賞を受賞。13年に紫綬褒章を受章。16年「大水滸伝」シリーズ(全51巻)で第64回菊池寛賞を受賞。20年に旭日小綬章を受章。『三国志』(全13巻)、『史記 武帝紀』(全7巻)ほか、著書多数。


【目次】

内容説明

モンゴル国の領土は拡がり、チンギス率いる十万の軍は、金国との戦のため長い遠征に出ている。鎮海城を預かるダイルは、西遼の動きを懸念していた。西遼の帝位を簒奪したナイマン王国の元王子グチュルクが、鎮海城の守備が手薄な中、父の仇討ちという名目で動くのではないか―。金国では、完顔遠理が精強な五万の騎馬隊を整え、耶律楚材が政事の立て直しを図り、戦の終熄を模索していた。

著者等紹介

北方謙三[キタカタケンゾウ]
1947年唐津生まれ。中央大学法学部卒業。70年、同人誌に発表した「明るい街へ」が雑誌「新潮」に掲載され、デビュー。81年『弔鐘はるかなり』で単行本デビュー。83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞を、85年『渇きの街』で第38回日本推理作家協会賞長編部門を、91年『破軍の星』で第4回柴田錬三郎賞を受賞。また、2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞を、05年『水滸伝』(全19巻)で第9回司馬遼太郎賞を、07年『独り群せず』で第1回舟橋聖一文学賞を受賞。10年に第13回日本ミステリー文学大賞を、11年『楊令伝』で第65回毎日出版文化賞特別賞を受賞し、13年に紫綬褒章を受章。16年、第64回菊池寛賞を受賞。17年、「大水滸伝」シリーズで第6回歴史時代作家クラブ賞特別功労賞を受賞。20年、旭日小綬章を受章。24年、第65回毎日芸術賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Book Lover Mr.Garakuta

18
【おきな書房】【雪崩読み】:怒涛の勢いで読む。速読を駆使してゆっくり読みたい本だが、一度目を通したので、本棚行である2025/09/22

Mzo

11
割とあっさり金国が崩壊。南宋が絡んでくるのはこれからなのかな。ホラズム国の描写も増えてきて、そろそろモンゴルとの激突になるのでしょうか。2025/09/23

播州(markⅡ)

9
金国がもっともっと粘ると思ったけれど、あっさりと倒れる。巨体を支えることができずにそのまま朽ちてしまった…そしてあっさりといえばタルグダイ。とはいえ、息子の前で華々しく散る。ヤクもそうだが、次代にバトンが渡りつつある。2025/09/30

ハッピー

8
一年間読み続けた12冊目.西の鎮海城では西遼にある集落の長獰綺夷に十倍の兵力で攻められ,東の金国では金国を滅ぼすために大軍の十万にて遠征している.なんとか鎮海城を守り抜き,金国の帝を燕京から開封府に追いやった.南ではタルグダイが亡くなり,トクトアのもとに六年ぶりに戻ったマルガーシ.トクトアも亡くなりアインガとホラズム・シャー国の皇子がチンギス・カンとの闘いを決意する.13冊目も楽しみ!2025/10/11

やま

7
シリーズ12作目。金国との戦い、版図を拡げるチンギス。展開が早く、世代交代が進んできた印象でした。2025/10/19

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