集英社文庫<br> 朽ちゆく庭

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集英社文庫
朽ちゆく庭

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  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087447996
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「秘密」が家族を壊していく――。
不都合な現実を抉り出す、サスペンス小説の極致!

かつてのセレブタウンに引っ越してきた山岸家。生活も好転するだろうと両親は期待するが、中学生の息子・真佐也は不登校のまま。母・裕実子は息子を心配しながらも、パート先の上司と密会を続けていた。一方、父・陽一は突然出社しなくなり、家にいるように。そんな中、真佐也は近所の公園に来る幼い少女と知り合う。やがて一家の運命を変える事件が――。壊れゆく家庭を描く危険なサスペンス。


伊岡瞬(いおか・しゅん)
1960年東京都生まれ。2005年『いつか、虹の向こうへ』で第25回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をW受賞しデビュー。著書に『代償』『痣』『悪寒』『不審者』『清算』『水脈』『翳りゆく午後』『追跡』など多数。


【目次】

内容説明

かつてのセレブタウンに引っ越してきた山岸家。生活も好転するだろうと両親は期待するが、中学生の息子・真佐也は不登校のまま。母・裕実子は息子を心配しながらも、パート先の上司と密会を続けていた。一方、父・陽一は突然出社しなくなり、家にいるように。そんな中、真佐也は近所の公園に来る幼い少女と知り合う。やがて一家の運命を変える事件が―。壊れゆく家庭を描く危険なサスペンス。

著者等紹介

伊岡瞬[イオカシュン]
1960年東京都生まれ。2005年『いつか、虹の向こうへ』で第25回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をW受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

じいじ

77
『悪寒』『痣』を読んで、久しくご無沙汰でしたが、伊岡瞬の新作と言うので読んでみました。今作は、45歳のサラリーマン夫婦と中学生の息子の三人暮らし一家が主人公。気分一新を願って、都心のマンションから郊外の庭付き戸建てに転居。二年があっという間に過ぎます。妻由美子の一人息子へのイライラは、日増しに高まります。…この物語、途中気の休まるところがありません。子供の不登校、妻の浮気、そして夫の…、読むのが辛すぎる箇所が多すぎます。今作は思っていた以上に辛い小説でした。三作目にして、伊岡小説は卒業することに…。2025/10/23

カブ

43
中学生の息子・真佐也は不登校、母・裕実子は職場の上司と不倫、父・陽一は仕事で不正事件を起こす。そんなバラバラな家族が新居に引越して生活が好転するだろうと期待されたが…。前半は展開がゆっくりで、いじめの場面が重苦しかったが、事件が起こってからは展開が早くあっという間に読了した。重苦しいテーマだった。2025/09/15

ぴ〜る

19
読んでいる間中不快感でずっと心がザワザワしていた。こんな大人たちの元で生きていかなければならない子供たちのことを思うと胸が苦しくなると同時に恐ろしくなってしまった。まさやがこの負の連鎖から抜け出すことを願わずにいられない。2025/09/02

ジュビコ

16
事件が起こるまでかかったもののあかりの死体が見つかってからは急展開の連続で気付けば一気に読了。ただどの家庭も親が糞すぎて最初から最後まで嫌な気持ちでした。真佐也、純ニ、あかり、全員親ガチャ失敗。子供は親をよく見てるし良くも悪くも影響を大きく受けるという事を改めて実感。桃子と恭太親子に代償の道子と達也親子が重なり…最後まで胸糞悪かった。けど何故か頁を捲る手は止まらず…。白石弁護士と真壁刑事の登場や真佐也の気持ちの変化がせめてもの救い。真佐也の話を聞き裕実子は何を思うのだろうか…代償をまた読みたくなりました。2025/11/04

coldsurgeon

13
家族という存在を考えさせる物語だった。家族により生まれる家庭が、形を少しづつ壊しながら、機能しなくなる姿を、父親、母親、息子のそれぞれの視点から描いていく。一つの殺人事件が、そんな家庭を薙ぎ払おうとするが。人は一人では生きられないが、たとえ家族でも、人との関りがあれば、想いのままにならず、面倒なことに巻き込まれる。それを、適当にやり過ごしてしまうと、足元をすくわれることもある。蒔いた種は刈らねばならない、人生において。2025/11/09

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