出版社内容情報
デブ猫マルが兵庫にやってきた! 今回の使命ははぐれネコ探し。姫路城から淡路島まで、所狭しと駆け巡る。大人気絵本、兵庫編。
内容説明
『アルプス席の母』の著者がおくるハートフルな絵本文庫。愛媛を舞台に大活躍したデブ猫・マルが、神戸に向かうフェリーで出会ったのは桜子という女の子。桜子と離れ離れになってしまった飼い猫のコザクラを探すため、マルは再び冒険の旅へ。神戸栄光教会の礼拝堂、姫路城、城崎温泉、淡路島…、各地を巡るなかで彼は多くの仲間と出会う。果たしてコザクラを見つけ出し、桜子のところに連れ戻せるのか。「震災編 祈りの朝」を含む兵庫編、開幕。
著者等紹介
早見和真[ハヤミカズマサ]
1977年神奈川県生まれ。2008年『ひゃくはち』で作家デビュー。15年『イノセント・デイズ』で第68回日本推理作家協会賞、20年『ザ・ロイヤルファミリー』で2019年度JRA賞馬事文化賞、第33回山本周五郎賞を受賞。同年『店長がバカすぎて』が本屋大賞第9位、25年『アルプス席の母』が本屋大賞第2位に入賞
かのうかりん[カノウカリン]
1983年愛媛県今治市出身。2013年に『いろんなおめん』で第6回フジテレビBe絵本大賞入賞。作画を手がけた『トドにおとどけ』(作:大塚健太)がキノベス!キッズ2025で第2位など数々の賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナミのママ
68
絵本の文庫化、シリーズ3作目兵庫編。愛媛から飛び出し、神戸に向かうフェリーから始まる今作。船上で知り合った少女・桜子の飼い猫だったコザクラを探す旅は兵庫の名所を紹介しながら巡る。神様が鳴らす鐘、人間は108回だが猫は22回でニャンニャンにクスッと笑った。最後に「震災編」も収録。早見さんの幅広い作風はもちろんだが、かのうさんの描く絵も可愛い。このシリーズはずっと手元に残しておきたい。2025/05/24
馨
36
マルにまた会えた。嬉しい可愛い。愛媛県民としては愛媛に帰ってきて欲しいけど、今回の兵庫県の旅もとても良かった。城崎温泉、姫路城、魅力的でした。マルの言動って男前なんだよなぁ。2025/06/14
ゆうはるあさ
2
情がうつらないように。心をほぐす。2025/07/11
にょろりん
2
ひいきの兵庫県を巡ってもらえてうれしい。デブ猫ちゃん、次はどこへ行くのかなぁ。2025/05/21