集英社文庫<br> ハヤブサ消防団

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集英社文庫
ハヤブサ消防団

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  • サイズ 文庫判/ページ数 608p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087447675
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

ミステリ作家vs連続放火犯
のどかな集落を揺るがす闘い!

東京での暮らしに見切りをつけ、亡き父の故郷であるハヤブサ地区に移り住んだミステリ作家の三馬太郎。地元の人の誘いで居酒屋を訪れた太郎は、消防団に勧誘される。迷った末に入団を決意した太郎だったが、やがてのどかな集落でひそかに進行していた事件の存在を知る───。連続放火事件に隠された真実とは?

地方の小さな町を舞台にした、池井戸作品初の“田園”小説として、「小説すばる」連載中から話題を呼んだ珠玉のミステリ。

【著者プロフィール】
池井戸潤(いけいど・じゅん)
1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞を、11年『下町ロケット』で第145回直木賞を受賞。主な作品に、「半沢直樹」シリーズ(『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』『アルルカンと道化師』)、「下町ロケット」シリーズ(『ガウディ計画』『ゴースト』『ヤタガラス』)、『空飛ぶタイヤ』『七つの会議』『陸王』『アキラとあきら』『民王』『民王 シベリアの陰謀』『花咲舞が黙ってない』『ルーズヴェルト・ゲーム』『ノーサイド・ゲーム』『シャイロックの子供たち』などがある。

内容説明

東京での暮らしに見切りをつけ、亡き父の故郷であるハヤブサ地区に移り住んだミステリ作家の三馬太郎。地元の消防団に勧誘され、迷った末に入団した太郎だったが、のどかな集落でひそかに進行していた事件の存在を知り―。連続放火事件に隠された驚愕の真実とは?地方の小さな町を舞台にした、池井戸作品初の“田園”小説として話題を呼んだ、珠玉のミステリ。第36回柴田錬三郎賞受賞作。

著者等紹介

池井戸潤[イケイドジュン]
1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞を、11年『下町ロケット』で第145回直木賞を、20年第2回野間出版文化賞を、23年『ハヤブサ消防団』で第36回柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イアン

141
★★★★★★☆☆☆☆2023年にドラマ化された池井戸潤の長編。伸び悩む作家の太郎は、移住した父の故郷・ハヤブサ地区で消防団員となる。入団直後に周辺で不審火が連続していることを知るが、容疑者と思われた男が突然失踪し――。序盤は消防大会や町おこしなど長閑な展開が続くが、死体が転がり、更にカルト教団の関与が明らかとなる辺りから不穏さを増していく。教団に内通しているのは誰なのか。作中の「明智小五郎賞」はもちろん「江戸川乱歩賞」のことだろう。だとすれば、太郎はやがて経済小説で名を馳せる人気作家になるのかもしれない。2025/06/19

金吾

24
予想外の話の展開に驚きつつも、テンポのよさで最後まで一気に読んでしまいました。面白かったです。2025/06/26

nafko

20
読み始めて、途中でドラマに移行。なるほどね…と理解したつもりで再開したら、ずいぶん改変されてることに気づいた。「続きは来週!」となるドラマと、ページをめくるごとにどんでん返しできる小説とでは、展開を変えたわけだ。どちらも面白いと思った。舞台が母の地元近辺で、住民の方言が懐かしかった。子どもの頃に交流のあった親戚も、もう鬼籍。でもあのイントネーションは余裕で脳内再生できる。2025/08/09

kanaもん

16
序盤は移住した田舎暮らしや消防団への入団など、自然を感じていたが、連続放火事件からミステリーに変わっていく。三馬の探偵ぶりは小気味よい。終わり方もしんみり。続編も今後あるようで読みたい。2025/07/26

ミクロかめ

14
ドラマも面白かったけど、原作がやっぱり面白いのだな!と思った。この分厚さでも物足りなくもっと読んでいたいほど、ずっと惹きこまれて没頭できた。もう一度ドラマも観て違いを楽しみたいし、新連載にも興味ある!銀行ものよりミステリーの方が私は好き。2025/06/14

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