集英社文庫<br> ジジイの片づけ

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集英社文庫
ジジイの片づけ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087447538
  • NDC分類 597
  • Cコード C0195

出版社内容情報

谷川俊太郎氏 推薦!
「沢野さんに教え諭されたのは初めてだ、
ジジイ仲間として胸が熱くなったのも。」


片づけを習慣にすれば、明るい毎日になる!
長年にわたり身の周りを片づけ続ける著者が、人生を振り返りつつその心得を綴るイラストエッセイ。
モノは長年生きるほどに増えていく。家族が増え、思い出をまとえばいよいよ処分しがたいが、手放すことでいっとき寂しくなっても、体と心は喜んでいるはずだ──決断力と悟りとが交錯するジジイ目線には、老若男女を問わず清々しく生きるヒントが満載。
読めば片づけしたくなる23編+19のコラム。

【目次より】
毎日同じことを習慣づける─朝の10分間片づけ─
人生に不安を感じたら窓を拭く
老人よ大志を抱け、引き出しを検討せよ
引き出しの一番上は空にする
片づけも、一汁一菜
ノートや手帳は、最後まで全部使い切ると自信が湧く
薬箱は整理整頓をしない─整理整頓と片づけの違い─
明窓浄几の部屋
旅行鞄とその中身は、自分の部屋の小型版
命短し床下収納
洋服タンスの定期点検
ギター職人の片づけの極意
ペーパーナイフ
別れた夫婦とカーテン
ロサンゼルスの若造の家
家は生きている作品
種差海岸の別荘
海を渡った原稿用紙
別荘の夢を片づける
山登りは片づけ
赤いポットと捨てられない癖
パリジェンヌはバスタオルを持たない
死んだあとの片づけ

【本書「明窓浄几の部屋」より】
ものを置かないということは、決断力を鍛えることでもある。何が本当に自分に必要なものなのか、自分の持つ空間に合わせきちんと決めて、本当に不要なものを処分する。この訓練をはじめるのは若ければ若いほどいい。
隠遁とは老いた者だけに許される身分ではない。何歳であろうと、無駄なもののない空間で、清らかな時間を持てることは宝であり、その精神的な贅沢こそが隠遁なのである。

【著者プロフィール】
沢野ひとし(さわのひとし)
イラストレーター・エッセイスト・絵本作家。1944年愛知県生まれ。児童書出版社勤務を経て、書評誌『本の雑誌』の1976年創刊時より表紙と本文イラストを担当。
山岳をテーマにしたイラストエッセイで人気を博す。1991年、第22回講談社出版文化賞さしえ賞受賞。
著書に、『鳥のいる空』(集英社)、『さわの文具店』(小学館)、『中国銀河鉄道の旅』(本の雑誌社)、『人生のことはすべて山に学んだ』(角川文庫)など多数。

内容説明

モノの片づけは、心の片づけでもある。使わない物を整理処分すると部屋も広く、心も明るくなってくる。毎朝10分間の片付けを習慣にすれば、あなたの心にも前向きさが蘇ってくる…。「人生に不安を感じたら窓を拭く」など納得の金言が、親しみやすいお馴染みのイラストと共にちりばめられています。23編のエッセイ&19のコラムが、あなたの目からドンドン鱗をはがしてくれます!待望の文庫化。

目次

毎日同じことを習慣づける―朝の10分間片づけ―
人生に不安を感じたら窓を拭く
老人よ大志を抱け、引き出しを検討せよ
引き出しの一番上は空にする
片づけも、一汁一菜
ノートや手帳は、最後まで全部使い切ると自信が湧く
薬箱は整理整頓をしない―整理整頓と片づけの違い―
明窓浄几の部屋
旅行鞄とその中身は、自分の部屋の小型版
命短し床下収納
洋服タンスの定期点検
ギター職人の片づけの極意
ペーパーナイフ
別れた夫婦とカーテン
ロサンゼルスの若造の家
家は生きている作品
種差海岸の別荘
海を渡った原稿用紙
別荘の夢を片づける
山登りは片づけ
赤いポットと捨てられない癖
パリジェンヌはバスタオルを持たない
死んだあとの片づけ

著者等紹介

沢野ひとし[サワノヒトシ]
1944年愛知県生まれ。児童書出版社勤務を経て、書評誌「本の雑誌」創刊時の76年より表紙と本文イラストを担当。山岳をテーマにしたイラストエッセイで人気を博す。91年、第22回講談社出版文化賞さしえ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

クプクプ

74
沢野ひとし、の本は初めて読みました。こんまりの片づけの本は確かに名作ですが、こんまりが余り本を所有していないのが難点でした。今作は、沢野ひとしが読書家ということもあり、読メの視点で、より実践的な内容でした。ノートを最後まで使い切ると、自信がつく、という表現は当たっていると感じました。作家はたこつぼのような仕事場を好むが、画家は、光を取り入れる部屋を好むというのも、なるほどと思いました。また、国立(くにたち)に住んだことが書かれていて親近感を覚えました。多摩地域のことを多摩と言い切った点も潔いと感じました。2025/04/23

あつこんぐ

37
読むと今すぐ色々な所を片付けたくなる本。片付けができないババアですが、ここ数年で自分の服の数はかなり減ったと思います。でも、本だけは無理ですねぇ。減るどころかどんどん増えてます。早起きが苦手で朝の10分片付けは難しいので、一日のうちのどこかで10分間必ず片付ける事を自分に課して、子供達から「もー、物がありすぎて全然片付かない!!」と怒られない老後を過ごせるように頑張りたいと思います。2025/05/12

Shoji

31
物に溢れた我が家。私はどんどん捨てたい派。妻は捨てられない派。例えば、靴売り場で靴を買う。私は商品の外箱は店で処分して貰い、靴だけ持ち帰りたいのだ。しかし、妻が勝手に定員に「いえ、箱に入れて下さい」と訂正する。その箱は、我が家で空き箱のまま何年も過ごすのだ。スペースがどんどん狭くなる。沢野ひとしさん宅もこんな感じなのだろう。妻の領域にある物はアンタッチャブルだそうだ。一方、沢野さんの領域は整然としている。物のない暮らしはシンプルで健康で生産的だ。何よりも気持ちいい。少しでも沢野さんを見習おうと思った。2025/05/31

阿部義彦

21
集英社文庫、3月の新刊です。本の雑誌の昔からの読者としてはつい、ウスラバカの!と枕言葉がついてしまう、沢野ひとし画伯の本。片付け整理整頓に対する、エッセイ、かつハウトゥでもあり同じジジイとしても大変参考になりました。特に床の清掃に関して、電気掃除機は場所を取るだけで必要無い、箒と、ちりとり、そして、雑巾による水拭きが一番には、全くその通りと思いました。つい水拭きを忘れて、コロコロカーペットのような物で誤魔化してきましたが、壁際の部分だけ汚れが黒ずんでたが、早速水拭きで拭いて、これなのだ沢野大明神!流石2025/03/24

時代

11
ジジイは片付けるのです。そして妻は片付けないのです。口にすると喧嘩になるのです。わかるわぁ。でもそこには愛があると思います。沢野ひとしさんもジジイになったのですね。哀愁◎2025/03/31

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