集英社文庫<br> お墓、どうしてます?―キミコの巣ごもりぐるぐる日記

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集英社文庫
お墓、どうしてます?―キミコの巣ごもりぐるぐる日記

  • 北大路 公子【著】
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  • 集英社(2025/03発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087447521
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「すべての老いた娘たちにすすめたい!
親友と一緒に話し、笑い、涙しているような本でした」
──原田ひ香(小説家/『三千円の使いかた』)

父が急逝し、突然お墓を用意する必要に迫られた著者。そこにコロナ禍の到来、さらには、当たらないだろうと思いつつ応募した市営墓地購入の抽選で、まさかの当選。
お墓、買うの? 誰が? ……私が!? はたして骨壺の運命やいかに!?
脱線上等、北国の迷える日々を綴る、笑いありしんみりありのゆるゆるエッセイ。

【著者プロフィール】
北大路公子(きたおおじ・きみこ)
北海道札幌市生まれ。2005年『枕もとに靴 ああ無情の泥酔日記』でデビュー。各紙誌でエッセイや書評を執筆。
エッセイに『生きていてもいいかしら日記』『苦手図鑑』『石の裏にも三年 キミコのダンゴ虫的日常』『晴れても雪でも キミコのダンゴ虫的日常』『ロスねこ日記』『いやよいやよも旅のうち』、小説に『ハッピーライフ』など著書多数。

内容説明

父の急逝から一年半。年金の停止、銀行口座や携帯電話の解約、会社の後始末…と、お墓どころではなく、いまだに骨壺は神棚に置かれたまま。いよいよお墓を買うべきか悩むキミコさんだったが、まさかのコロナ禍が到来。そんな中、うっかり市営霊園の抽選に当たってしまい―。みなさんはお墓、どうしてます!?脱線上等、笑いと涙(と新たに家族となっためんこい白猫と)のつれづれ北海道日記!

目次

お墓、どうしてます?
遠くの天皇陵より近くの身内
仕事としての蟹祭り
まだ北海道にいる
市営霊園の心変わりと強気
先送りの日々
まだ飼うと決まったわけではないけれど
死せるご先祖生けるキミコを走らす
ままならない日々を生きる
襖よ、なぜ鳴く
冬が来る前に
できること、できないこと、できなくなること
新型コロナとともに暮れぬ
父の出番
こんな地獄ある?
あの世もこの世も元気が一番
楽しくて明るくてバカバカしい
始めないから終わらない
すべてのミスがなくなりますように
冬のことばかり考えている
未来に生きている

著者等紹介

北大路公子[キタオオジキミコ]
北海道札幌市生まれ。ネットで書いていた文章をまとめたエッセイ集『枕もとに靴 ああ無情の泥酔日記』で2005年にデビュー。各紙誌でエッセイや書評を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

166
父が急逝し、お墓を買うか悩む公子さん。そんな時に編集者さんから、“各地の有名な墓地を回って、人にとっての墓の意味や身の振り方を考える”墓巡りを企画されたのが、コロナ禍で墓巡りどころでない。とにかく墓巡りと、墓を買う話はどうしたと思うほどの大脱線エッセイ。とにかく話が脱線して面白い。脱線しつつ、ふと思い出したように墓の話に戻ったり、笑った笑った。公子節が炸裂だ。このエッセイで学んだ教訓は、「人の恨みだけは、時を経ても色褪せない」…うむ、肝に銘じておこう。公子さんのエッセイは面白いわ。2025/06/30

アッシュ姉

61
キミコ師匠の最新文庫。書店で売り切れだったため、お取り寄せ購入しました。重版おめでとうございます!お父さまのお墓をどうするかというエッセイですが、キミコ節で楽しませてくれます。お墓探しもさることながら、お父さまの会社の後始末や諸々の解約手続きが大変だったようで、キミコ先生お疲れさまでした。はなちゃんに癒されてください!2025/05/07

ホークス

37
元本は2022年刊。著者の作品はいつも笑わせてくれる。本書は亡くなった父親のお墓をどうするか、で始まる日記式エッセイ。編集者が企画した大阪の大きな古墳ツアー(お墓の勉強)は新型コロナであえなく中止に。お墓の件や体調の優れないお母さんの件など悩みは多いが、必ず愉快な話にするセンスと信念には敬服する。17年前に猫を亡くしていた著者は、知人から保護猫を勧められた。父親と猫を偲ぶうち、「死ぬ」というのは本当に「いなくなる」ことなんだと思い至る(涙)。でもその後の、保護猫にメロメロの日々もツイッターで知っている。2025/03/30

あつこんぐ

26
久しぶりのケメ子先生の本。昨年の九月に義父・今年の三月に義母が立て続けに亡くなり、我が家の色々を思い出しながら読みました。義実家のお墓は既にあるのでそこは問題なかったのですが、その前段階の葬儀場選びや葬儀のプラン決め、飛んでいくお金…などなど。子供達に迷惑をかけないためにある程度は決めておかなければなぁと思いました。今回はケメ子先生の豪快な酒盛りの描写がなかったので寂しかったです。今となっては「コロナ禍のあの騒ぎはなんだったんだろう」と思いますが。ケメ子先生、また旅に出て豪快にビールを飲んでください。2025/04/16

ミワ

20
お父さんが亡くなりお墓の話で重くなりがちな所、公子先生らしいエッセイ。面白く読ませてもらったけど、大変だったよね。公子先生の文章本当に大好き。2025/05/07

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