集英社文庫<br> アクティベイター

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集英社文庫
アクティベイター

  • 冲方 丁【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 624p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087447323
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

標的は、日本国民1000万人――。

羽田空港に突如、中国のステルス爆撃機が飛来した。
女性パイロットは告げる。「積んでいるのは核兵器だ」と。

核テロなのか、あるいは宣戦布告なのか。
警察庁の鶴来(つるぎ)は爆撃機のパイロットを事情聴取しようとするが、護送中に何者かに拉致されてしまう。

囚われた彼女を助けたのは鶴来の義兄で警備員の真丈(しんじょう)だった。
真丈は彼女に亡き妹の姿を重ね、逃亡に手を貸す決意をする。

核起爆の鍵を握る彼女の身柄をめぐり、中国の工作員、ロシアの暗殺者、アメリカの情報将校、韓国の追跡手が暗闘する。

一方、羽田には防衛省、外務省、経産省の思惑が交錯する。

いったい誰が敵で、誰が味方なのか。なぜ核は持ち込まれたのか。
爆発すれば人類史上最大の犠牲者が――その恐怖の中、真丈と鶴来が東京中を奔走する。

『天地明察』、『十二人の死にたい子どもたち』、「マルドゥック」シリーズ等数々のヒット作を生み出した著者が、作家生活25年のすべてを込めた極上の国際テロサスペンスが遂に文庫化!

【プロフィール】
冲方 丁(うぶかた とう)
1977年岐阜県生まれ。1996年『黒い季節』で角川スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。
2003年『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞、2010年『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞、第4回舟橋聖一文学賞、第7回北東文学賞、2012年『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞。
主な著書に『十二人の死にたい子どもたち』『戦の国』『麒麟児』『もらい泣き』『骨灰』などがある。

内容説明

羽田空港に突如、核兵器を積んだ中国の新型爆撃機が飛来した。警察庁の鶴来は女性パイロットを事情聴取しようとするが、護送中に何者かに拉致されてしまう。鶴来の義兄で警備員の真丈は囚われた彼女を救出し、逃亡の手助けを決意する。彼女の身柄をめぐり、中国の工作員、ロシアの暗殺者、アメリカの情報将校、韓国の追跡手、日本の各省庁の思惑が交錯する中、鶴来と真丈は東京中を奔走する!

著者等紹介

冲方丁[ウブカタトウ]
1977年岐阜県生まれ。96年大学在学中に「黒い季節」で第1回スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。以後、小説のみならず、ゲーム、コミック、アニメと活動を広げる。2003年『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞、10年『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞、第4回舟橋聖一文学賞、第7回北東文芸賞、第4回大学読書人大賞、12年『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞。他、著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶち

76
東京を舞台にした国際テロサスペンス! 領空侵犯してきた中国のステルス爆撃機の女性パイロットが亡命を表明するという、1ページ目から息もつかせぬほどの緊張感と切迫感に、魅了されてしまいました。 中国の思惑、アメリカの思惑、アメリカに従属したままの日本の現状というリアリティ溢れる背景に、警察庁、外務省、経産省、防衛装備庁、出入国在留管理庁などの主導権争い、爆撃機に搭載されているという核爆弾の謎、中国の工作員やロシアの暗殺者とのアクションシーンが巧みに描かれていて、最後のページまで飽きることなく一気読みでした。2025/07/19

優希

49
アクション満載で引き込まれました。羽田空港に中国の戦闘機が亡命目的で着陸することから始まり、東京を舞台に奔走する中国の工作員、ロシアの暗殺者、アメリカの情報将校、韓国の追跡手、日本の各省庁。バトルと例えても良いかもしれません。細かい描写からリアリティも伝わってきます。迫力ある作品でした。2025/02/13

chiseiok

36
うがぁ〜面白かった!まだ2月だけど、個人的には確実に年間ベスト入り決定。帯の惹句「この十年の日本の冒険小説で最高峰」に偽り無し。突如として平和日本に沸き起った未曾有の危機に、肉体派の義兄と頭脳派義弟のキャラ立ちブラザースで敢然と立ち向かう。めちゃ緻密なのに疾走感が全く損なわれていないのは、初めてグリーニーの『グレイマン』を読んだ時を思い出した。格闘技試合の深掘り解説しているかの如きアクションシーン描写が凄い。誰が味方で誰が敵、読む側にも知恵熱が出そうなカリッカリの頭脳戦も凄い…凄い凄い。続編強く強く希望!2025/02/14

一笑

26
亡命を希望する中国のステルス爆撃機が羽田空港に着陸した。警視庁・自衛隊をはじめ外務省や経済産業省等々、様々な国の機関、様々な裏組織が入乱れて爆撃機や亡命希望者の処理にあたる。主人公は元自衛官で現警備保障のガードマン?真丈太一。真丈の格闘一つひとつの描写があまりにも細かすぎてちょっと戸惑ったけれど、まさに手に汗握る展開でなかなか読み応えがあった。今、アメリカのトランプさんとロシアのプーチンさんとの裏取引がどうのこうの言っているけれど、この小説のように大きな裏組織が陰で暗躍していると想像すると恐ろしくなる。2025/03/03

mayumi

19
日本、中国、米国、ロシア、それぞれの思惑が交錯した国際謀略サスペンス。これって続編ありきで書かれたんだろうなあ…。主人公・真丈の妹が殺された事件は多くを語らないし、そもそも「アクティベイター」って結局何?日米の危機管理工作員?長さのわりには説明不足。ちなみにアクションシーンは面白かった。私的には「愛人」暗殺者、卯佐美がツボ。2025/07/21

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