集英社文庫<br> 風俗嬢の事情―貧困、暴力、毒親、セックスレスー「限界」を抱えて、体を売る女性たち

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集英社文庫
風俗嬢の事情―貧困、暴力、毒親、セックスレスー「限界」を抱えて、体を売る女性たち

  • 小野 一光【著】
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  • 集英社(2024/12発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 280p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087447286
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C0195

出版社内容情報

性暴力の記憶、毒親、貧困、セックスレス――それぞれの「限界」を抱えて、体を売る女性たち

【作家・桜木紫乃氏 推薦】
彼女たちには文体がある。
限界はいつだって表現(スタート)地点だ。

過去の傷を薄めるため……。
「してくれる」相手が欲しい……。
そこには、お金だけではない何かを求める思いがある。
ノンフィクションライター・小野一光が聞いた、彼女たちの事情とは。

著者が20年以上にわたる風俗取材で出会った風俗嬢たちのライフヒストリーを通して、現代社会で女性たちが抱えている「生と性」の現実を浮き彫りにするノンフィクション。


【目次】
第一章 SMクラブで働く文学少女・アヤメ
第二章 歌舞伎町で働く理系女子大生・リカ
第三章 アヤメ その後
第四章 リカ その後
第五章 セックスレスの人妻・ハルカ
第六章 処女風俗嬢・カオルの冒険
第七章 育児と介護と風俗と――妊婦風俗嬢・アヤカ
第八章 90年代の女子大学生風俗嬢・ミホの現在
第九章 生きるための居場所――SM嬢・アザミ
あとがき
文庫版あとがき

【著者プロフィール】
おの・いっこう● 1966年、福岡県北九州市生まれ。雑誌編集者、雑誌記者を経てフリーに。「戦場から風俗まで」をテーマに、国際紛争、殺人事件、風俗嬢インタビューなどを中心とした取材を行う。
著書に『灼熱のイラク戦場日記』『風俗ライター、戦場へ行く』『新版 家族喰い――尼崎連続変死事件の真相』『震災風俗嬢』『全告白 後妻業の女』『人殺しの論理』『連続殺人犯』『冷酷 座間9人殺害事件』などがある。

内容説明

「ここは危険じゃない、安心だって気づきました」。SMクラブで働く文学少女・アヤメ。裕福な家に生まれ、有名大学に通う彼女は、なぜ風俗で働くのか。聞くと、いじめ、初恋相手からの性暴力と売春の強要、堕胎など、壮絶な過去が語られ―(第一章より)。DVや貧困、育児と介護、セックスレスなど、様々な事情から風俗で働く7人を通して現代社会で女性たちが抱える“現実”を浮き彫りにする一冊。

目次

第一章 SMクラブで働く文学少女・アヤメ
第二章 歌舞伎町で働く理系女子大生・リカ
第三章 アヤメ その後
第四章 リカ その後
第五章 セックスレスの人妻・ハルカ
第六章 処女風俗嬢・カオルの冒険
第七章 育児と介護と風俗と―妊婦風俗嬢・アヤカ
第八章 九〇年代の女子大生風俗嬢・ミホの現在
第九章 生きるための居場所―SM嬢・アザミ

著者等紹介

小野一光[オノイッコウ]
1966年、福岡県生まれ。雑誌編集者、雑誌記者を経てフリーライターに。「戦場から風俗まで」をテーマに、国際紛争、殺人事件、風俗嬢インタビューなどを中心とした取材を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きょん

6
タイトルにある貧困、暴力、毒親などが掘り下げられた感じがなかった。さらっと表面を撫でた感じのする印象。他の風俗関係のルポだと「これはキッツいなぁ」と思う闇を感じるのだが、これはほとんどそれを感じないまま読了。これ都合いいように話の水を向けてない?と思ったのは、SMクラブで働く対象者がパートナーから受けているDVの話をしたところで、「DVの常習者にはありがちな話である。そこで私は話題を変えた」として、彼女のSMプレイに対する気持ちに話題を振ったところ。えっ、話題変えちゃうの?と一気に冷めてしまった。残念。2025/03/13

Go Extreme

4
アヤメの物語ーSMクラブで働く文学少女・性行為を通じて自己表現 リカの体験ー義理の父からの性的虐待・弟たちを守るために耐え続けた ハルカーセックスレスの人妻・他者との関わりを持つことの楽しさ カオルの選択ー風俗業を通じて承認欲求を満たす ミホの現在ー90年代の女子大生風俗嬢 アザミの居場所-SM嬢・自身の生きるための居場所を求め 共通のテーマ: 性行為を通じた自己認識や経済的動機・社会的な関係性の探求 承認欲求や過去のトラウマとの向き合い方 社会的な構造や個人的な選択が複雑に絡み合う2025/01/30

カノープス

3
帯にある【衝撃的な現状】のレポートではない。どんな内容ならば自分が納得する『衝撃』なのかもわからない。永沢光雄の『AV女優』など体を売る女の告白を纏めた本はいくつも出てきたが、複雑な家庭環境、義父による虐待、リスカ等この手の話に幾度となく浮かび上がってくるワードが登場する度に、やっぱりね…という感情に支配されたのは確かだ。そうした中で小野の独自性とはなんだろうか。ヒントは、大学時代に風俗で働いた女性と二十年ぶりに再会した章にありそうだ。この長いスパンで女達の烈しい季節を振り返る事。それが出来るのが強みだ。2024/12/30

su-to

1
社会の陰。 闇が伺えた。人にはそれぞれの事情があり、ぱっと見だけでは表の事しかわからない。 でも裏側にはどっぷり黒く闇があるのは辛く感じた。2025/01/11

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