集英社文庫<br> 銀河ホテルの居候―光り続ける灯台のように

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集英社文庫
銀河ホテルの居候―光り続ける灯台のように

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087447156
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

亡くなった妻への後悔を抱えた老紳士。SNSの炎上から将来に思い悩む30代OL。銀河ホテルの「手紙室」で過去・未来への想いが交錯する!シリーズ第2弾。

内容説明

銀河ホテルには、手紙室というすこし不思議な部屋がある。亡き妻が遺した謎のメッセージに導かれ、思い出の軽井沢を訪れた夫。趣味アカウントが炎上し、「好き」を奪われてしまったOL。やってきたお客さんは、手紙を書くことで自分の隠れた本音を見つめる。それは、色とりどりのインク瓶に囲まれながら、過去に思いを馳せ、未来を思い描く特別な時間。魔法みたいに、晴れやかな気分になれる一冊!

著者等紹介

ほしおさなえ[ホシオサナエ]
1964年東京都生まれ。作家・詩人。95年「影をめくるとき」が第38回群像新人文学賞小説部門優秀作に。2002年『ヘビイチゴ・サナトリウム』が第12回鮎川哲也賞最終候補作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シナモン

114
シリーズ2作目。認知症を患った妻に先立たれた夫、自身のSNSアカウントが炎上してしまったOL、母親に連れられてホテルに宿泊中の少年が手紙室を訪れる。「何を書けばいいの…?」はじめは戸惑いの感情が強かった3人が室長苅部に導かれやりとりを重ねていくうちに自分に向き合いながら前を向けるようになっていく。その間の心の揺れ動きが丁寧に描かれていて思わず感情移入。今作も期待通り、いや期待以上のとても素敵な一冊だった。 次第に「居候」苅部の謎も明かされていくのかな。そちらも楽しみ。2024/12/20

おしゃべりメガネ

107
シリーズ第2弾になります。軽井沢にある洋風な『銀河ホテル』の一室で開かれる手紙のワークショップにて展開される人間ドラマになります。3つの話からなる連作集ですが、オープニングを飾る妻を亡くした老人の話に涙が止まらず。最愛の妻が認知症を患い、数年にわたる看護の末に先に旅立ち、残された夫には妻からのとあるメッセージが。他にはやりたいコト、やるべきコトが定まらず悩みを抱えているアラサーOLの話。そして本作の主人公とも言うべき手紙室の主「苅部」さんの謎めいた過去が明らかになる話など、本作もアッという間に読了でした。2025/02/24

KAZOO

106
ほしおさんの「銀河ホテル」シリーズ2作目が出ました。今回も3つの話が収められていて楽しめました。最初の話は、妻を亡くしたこのホテルの常連の男性が訪れて妻が残した手紙を読みます。ミステリー好きの妻が残した手紙に対して返事を残します。また2作目は自分のSNSが炎上した女性がやってきてこの手紙室の主人である苅部にサポートしてもらいます。またこのホテルで働く人物の子供名かかわるもので若干苅部という手紙室を管理する人物の過去も少し明らかになっていきます。2024/11/23

のぶ

101
前作が良かったので、時間をおかずに本作を読む事ができて嬉しかった。今回も軽井沢の銀河ホテルを舞台にした三つのお話。どの話もとても良かった。第一話は認知症になり、その後亡き妻が遺した謎のメッセージに導かれ、思い出の軽井沢を訪れた夫が、ホテルの手紙室でめぐり合ったメッセージに感動した。第二話は趣味のアカウントが炎上し、生きがいを奪われてしまった女性が行く先の道を見つける話。第三話は人生の分岐点に立つ小学生の男の子の人生の方針を見つける母の話。前作同様に手紙の魅力が詰まっていて癒されました。2024/12/10

mayu

56
銀河ホテル②。認知症の妻に先立たれた男性、SNSが炎上して今後の運営に迷う女性、受験のプレッシャーに悩む小学生。手紙室を訪ね、それぞれの気持ちと向き合い、進む道を選んでいく。変わらずに同じ場所にあり続けること。記憶の中の灯台のように。特別な瞬間を過ごした場所があって、その場所がそのまま残されていたら、いつかまた訪れたいし、その後の人生の励みになるだろう。。自分の人生は自分で決める、自分の決めたことに責任を持つ。決めるのは怖いけど、ただ流されるより、自分なりに考えて結論を出す、そんな生き方をしたいと思う。2024/12/23

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