出版社内容情報
平戸藩の斎弦ノ丞は長崎警護の辻番。その有能さを老中松平伊豆守に狙われ……。若き剣豪の活躍を描く痛快時代小説。
内容説明
平戸藩士斎弦ノ丞は、江戸の辻番として、将軍家光への襲撃を阻止するなどの功を挙げ出世。だが、同僚の反感を買い国元へ帰された。長崎でも、島原の乱後に増えた牢人らを取り締まる辻番となる。その頃江戸では、家光と老中松平伊豆守が、目障りな大老の排除を画策し始めていた。伊豆守は、平戸前藩主が起こした密貿易事件を利用し、有能な弦ノ丞を使おうと…。藩への忠義に生きる若き剣豪の活躍。
著者等紹介
上田秀人[ウエダヒデト]
1959年、大阪府生まれ。大阪歯科大学卒業。97年「身代わり吉右衛門」で第20回小説CLUB新人賞佳作を受賞しデビュー。以来、歴史知識を巧みに活かした時代小説、歴史小説を中心に執筆。2010年『孤闘 立花宗茂』で第16回中山義秀文学賞、14年『奥右筆秘帳』シリーズで第3回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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蕭白
3
悪くなかったです。2024/10/07
ばるたん
2
前半は殆どが、今ままでの経緯や時代背景、登場人物説明をだらだらと話は殆ど進まず。後半からやっと本題に。。ちょっとこのシリーズは休みます。2025/04/02
ぶーすか910
1
2025-92025/02/24
wang
0
ある人が何か行動をしようとすると、なぜそのような行動をするのか、別の行動をしたらどうなのか。本来の作法はどうなのかなど、時代背景をわかりやすくするため、ifこういう場合はどうなるか、if別の場合にはどうなるのかを回想シーンのごとく丁寧に描いている。これは作者の特徴で、そのおかげで江戸時代の武家社会、商家の風習や考え方を知ることができリアリティが増すのだが、それにしても今回は多い。前巻までのあらすじにも数十ページ使ったのもあり、ほとんど話が進まない。タイトル通り主人公が長崎辻番を離任するというだけで終わった2024/11/28
goodchoice
0
相変わらず本筋と関係のない話が長々と続き、いったいいつになったら話が進むのかイライラする。さっさと話しを進めて欲しい。2024/10/04




