集英社文庫<br> 宗棍

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集英社文庫
宗棍

  • 今野 敏【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 集英社(2024/04発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 424p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087446340
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

他人に勝つことなど、どうでもいい。
自分の中に、絶対の強さを培え――。

松村宗棍(まつむら・そうこん)は13歳の頃、友だちをいじめる少年たちを打ち倒した。
それによって高名な武術家・照屋(てるや)に武の才を見出され、彼に弟子入りする。

元服を迎えて首里王府の役人となるが、強さが評判を呼んで、国王に御前試合への参加を命じられる。思いがけず琉球屈指の強豪たちに挑むことになり――。

国王との交流、「最強」の妻との出会い、好敵手との決闘、猛牛との闘い、弟子の自害……様々な出来事に直面しながら、彼は本当の強さを追い求めていく。

しかし、琉球王国崩壊の足音が聞こえ始めていた……。

幕末、琉球王国が滅びゆく時代に、国王の武術指南役を務めた松村宗棍。
強さとは何かを追い求め、琉球空手の礎を築いた男の生涯を描く、著者入魂の長編。


【プロフィール】
今野 敏(こんの びん)
1955年北海道生まれ。78年、上智大学在学中に「怪物が街にやってくる」で第4回問題小説新人賞を受賞。レコード会社勤務を経て、執筆活動に専念。2006年『隠蔽捜査』で第27回吉川英治文学新人賞、08年『果断 隠蔽捜査2』で第21回山本周五郎賞、第61回日本推理作家協会賞、17年「隠蔽捜査」シリーズで第2回吉川英治文庫賞、24年第27回日本ミステリー文学大賞を受賞。
空手有段者で、道場「空手道今野塾」を主宰。

内容説明

本当の強さとは何か。松村宗棍は13歳の頃、高名な武術家の照屋に武の才を見出される。首里王府の役人になる試験に合格し照屋の弟子となった彼は、御前試合で城内屈指の強豪たちに挑むことになり―。国王との交流、女武士の妻との出会い、好敵手との決闘、猛牛との戦い、弟子の自害、そして琉球王国の崩壊。江戸から明治へと変わる激動の時代、真摯に武道を追い求めた男の生涯を描くエンタメ長編。

著者等紹介

今野敏[コンノビン]
1955年北海道生まれ。上智大学文学部在学中の78年に「怪物が街にやってくる」で第4回問題小説新人賞、2006年『隠蔽捜査』で第27回吉川英治文学新人賞、08年『果断 隠蔽捜査2』で第21回山本周五郎賞と第61回日本推理作家協会賞、17年「隠蔽捜査」シリーズで第2回吉川英治文庫賞、24年第27回日本ミステリー文学大賞を受賞。SF、伝奇アクション、ミステリなど幅広い分野で活躍。空手道「今野塾」を主宰する武道家でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ひさか

26
琉球新報2020年1月〜10月掲載のものを2021年6月集英社刊。2024年4月集英社文庫化。宗棍という人物のの在りようが面白く書かれていて楽しい。今野さんの描く主人公によく見られる真っ直ぐで合理的な考えの人だ。技や勝負の書きように工夫があり、引き込まれる。2024/06/21

武井 康則

13
江戸の末期から明治の初期にかけて沖縄で活躍した沖縄空手の完成者松村宗棍の生涯を劇画のように描く。稽古や試合でのやり取りは細かく具体的でその場で何を習得し成長していったのかが丁寧に描かれている。同じ武術をしている者が体験し体感した視野や感覚が描かれ、本を閉じさせない。実在の人物だが資料集めに苦労したらしい。その努力が結実している。2024/11/22

スナイデル

12
3.52024/12/23

oooともろー

9
沖縄武術家シリーズ。今作は中興の祖・松村宗棍。前半は痛快な青春小説の趣。最後はやはり明治維新に翻弄される。それでも「手」の本質を伝えようと尽力する。面白かった。2024/10/24

改造

5
読み応えあり! 宗棍さん、漢だわぁ。しかも静かなのが格好良い。 今野さんのこういう作品始めてでそこもまた良かったッス。2024/08/20

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