出版社内容情報
舞台は江戸へ! 奥平藩主・宇佐美安綱、椿山藩主・本郷宗政。両者の闘いについに決着が訪れる。書き下ろし時代小説、堂々完結。
内容説明
奥平藩藩主・宇佐美安綱の侵略で多くの家臣や民を喪った椿山藩藩主・本郷宗政。参勤のために江戸に向かった宗政だが、そこでも安綱の追撃の手はやまず、江戸城内に藩領の百姓が一揆を起こしたというありもしない噂を立てられ、さらなる窮地に立たされる。改易か転封か。いざとなったらこの首、上様に差しあげるのみ―覚悟を決めた宗政は、ついに反撃の狼煙をあげる。怒涛の展開を見せる完結編!
著者等紹介
稲葉稔[イナバミノル]
1955年熊本県生まれ。脚本家、放送作家などを経て、94年に作家デビュー。2020年に「隠密船頭」シリーズ(光文社文庫)にて第9回日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろしシリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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