集英社文庫<br> 決定版 女人源氏物語〈2〉朧月夜~初瀬

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集英社文庫
決定版 女人源氏物語〈2〉朧月夜~初瀬

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087445886
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

恋しい、けれど憎い! 多情な源氏への嫉妬に身を灼く葵上(あおいのうえ)や紫上(むらさきのうえ)……。女人たちの歓喜と苦悩をモノローグで綴る王朝小説、第二巻。

内容説明

花の宴の夜、20歳となった光源氏は、16歳の朧月夜と出会い、恋に落ちる。だが、彼女は源氏の兄で時の天皇・朱雀帝に嫁ぐ身だった。この大胆な三角関係が発覚したことで、宮廷内で立場が悪化し、都落ちに。しかし、彼は流謫の地・須磨で18歳の明石と出会い、新たな妻として迎える―。本巻では、若く美しい男女たちが激しく求め合う様を描く。愛の恍惚と苦悩がほとばしる「瀬戸内源氏」を象徴する一冊。

著者等紹介

瀬戸内寂聴[セトウチジャクチョウ]
1922年徳島県生まれ。東京女子大学卒業。63年『夏の終り』で第2回女流文学賞受賞。73年得度、筆名を晴美から法名の寂聴に変更。92年『花に問え』で第28回谷崎潤一郎賞、96年『白道』で第46回芸術選奨文部大臣賞。98年『源氏物語』(全10巻)の現代語訳の完訳。2001年『場所』で第54回野間文芸賞受賞。06年度文化勲章受章。11年『風景』で第39回泉鏡花文学賞、17年朝日賞を受賞。著書多数。21年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

RASCAL

10
第二巻は光源氏の絶頂期?朧月夜の一件で須磨に流されるもちゃっかり明石の君をものにし、子供まで作って都に凱旋、紫の上にこそこそしながらもしたい放題。いい男と悪い奴は紙一重。こういう風に行間を描くと、源氏物語の恋愛はなんともすさまじく激しい。2024/11/16

ときわ

7
続けて二巻目へ。今回もお二人の方が解説。再録の連城三紀彦さんは五巻を一昼夜で読んだと。連城さんは瀬戸内さんが源氏物語の行間に踏み込みその空白を現代小説として、より面白い心理ドラマに演出し直していると評価している。そう言われてすごく納得した。そしてこの決定版解説の江國香織さんは、瀬戸内寂聴さんとの色々な思い出を書かれている。素敵なお付き合いだったんだなあ。2024/05/03

Hiroki

3
朝霞図書館 待ってましたの末摘花。原文は…まづ、居丈の高く、を背長に見えたまふに、「 さればよ」と、胸つぶれぬ。うちつぎて、あなかたはと見ゆるものは、鼻なりけり。ふと目ぞとまる。 普賢菩薩の乗物とおぼゆ。…シビアだわ~式部さん。いるいる、こんな人います。この御姿には光くんも茫然自失。でも彼は縁ができた以上は末永く面倒を見ますと言い切る。この言いきりが天下のプレイボーイの根幹。もちろん末摘花の純情一途が、光くんには忘れられない姫だった。性を肯定し尽くす寂聴さんだからこその源氏物語で次巻が楽しみ。2024/09/02

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