出版社内容情報
様々なジャンルで活躍する作家・冲方丁がつい考えてしまうこと、ふとした思い付きなど、日常のアレコレを語り掛けるエッセイ集。
内容説明
土曜朝のラジオ番組でのトーク8年分を文字でまとめ直した、おしゃべりエッセイ集。震災を経ての想いや、「人間の数え方」「日本の食」「正義感と正義の違い」など、その時々の関心事やふとした気づき、つい考えてしまうこと、周囲の人と語り合ったことなど、幅広いテーマを短くわかりやすく語り掛ける。人気作家の頭の中を覗きながら、考えるヒントが見つかる、楽しくてためになる1冊。
目次
人間の数え方(二〇一四年六月)
安心のかたち(二〇一四年九月)
リーダーシップとVSOP(二〇一四年十二月)
食と命(二〇一五年三月)
大人になるとき(二〇一六年一月)
経験ってなんだろう?(二〇一六年四月)
美しいもの(二〇一六年七月)
便利な道具(二〇一六年十月)
約束されたレール(二〇一七年二月)
フィクションってなんだろう?(二〇一七年五月)
名前という物語(二〇一七年八月)
日本の食(二〇一七年十一月)
なんでだろうなあ(二〇一八年三月)
極論に走ると損をする(二〇一八年六月)
脱共感(二〇一八年九月)
七輪事件(二〇一九年四月)
WHENの呪縛と反論できない日本人(二〇一九年七月)
常識の怖さ(二〇一九年十一月)
ハーモニーとユニゾン(二〇二〇年二月)
嗜みと慎み(二〇二〇年八月)
反論と隣人(二〇二〇年十一月)
「普通」は存在しない(二〇二一年六月)
紛争について(二〇二〇年十月)
正義感は正義ではない(二〇二二年一月/八月)
話していたいだけかもしれない(二〇二二年五月)
数字の引力(二〇二二年十一月)
著者等紹介
冲方丁[ウブカタトウ]
1977年岐阜県生まれ。96年大学在学中に「黒い季節」で第1回スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。以後、小説のみならず、ゲーム、コミック、アニメと活動を広げる。2003年『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞、10年『天地明察』で第31回吉川英治文学賞、第7回本屋大賞、第4回舟橋聖一文学賞、第7回北東文芸賞、第4回大学読書人大賞、12年『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
Sato19601027
とよぽん
優希
本の蟲